1 :2021/03/02(火) 07:33:10.56 ID:0RKMIfzL0●.net
コロナ禍で、ニューヨークを離れる人が増えている。危機感を強めた州知事は、ニューヨークに
戻ってきてほしいと呼びかけた。「戻ってきたら一緒に食事に行こう、1杯ごちそうする。
私が料理してもいい」。
戻ってきてほしいと呼びかけた。「戻ってきたら一緒に食事に行こう、1杯ごちそうする。
私が料理してもいい」。
世界の金融の中心地、そして最先端の文化や芸術を発信する都市として、世界から人々が集まってきた
ニューヨークで、いま何が起きているのか、取材した。
(アメリカ総局記者 及川利文)
市の税収全体のおよそ2割を占める個人の所得税のうち、4割を納めているのは年収1億円以上の
富裕層だという。そして、富裕層の多くは金融業やコンサルタント業など、リモートワークも可能な
仕事に就いているため、流出しやすいというのだ。
人口流出の影響は不動産のみならず、飲食・小売りといった幅広い分野に広がり、税収の減少を
招く可能性もある。ニューヨーク州知事が、戻ってくれば1杯ごちそうすると発言するのもわかる気がした。
アメリカの国勢調査局の人口推定によると、ニューヨーク市の人口は2018年から減り始めているのだ。
住宅価格や物価の高騰が背景にあるとみられる。
コロナ禍で住宅価格の高騰が落ち着いたとしても、今度はライフスタイルの変化が、人口流出をさらに
押し進めるかもしれない。世界の人々を魅了してきた大都市・ニューヨークは、新たな課題に
直面している。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210301/k10012890921000.html