1 :2021/02/26(金) 19:45:31.72 ID:Nw3Ng7zW0●.net
英ロンドンのテムズ川南岸の地区リッチモンド。害獣駆除業者のマイケル・コーツさんは、用心深いネズミを探してごみ箱を点検していた。
「あそこには間違いなく何かがいる」。ごみがあふれた容器を蹴りながらコーツさんが言う。
「ネズミたちは小さなサバイバルマシンのようなもの。捨てられた食品がいつもある場所には必ず戻って来る」
ロックダウン(都市封鎖)が長引く中、ロンドン市内ではネズミが人目に付きやすくなっている。
しかも、害獣駆除業者によると、ロンドン中心部の繁華街で多くの飲食店やオフィスビルが使われない状態が続く中、
ネズミたちは餌を求めて住宅地へ移動しているという。
一家が自宅で過ごして食事も家で済ませるようになると、ごみが増えてネズミたちが郊外の住宅地に集まるようになった。
さらに、野鳥の餌付けが庭に巣を作るネズミを引き寄せている。
(中略)
ネズミの大型化も進んでいる。クレイドンさんによると、このごろは体長40センチのネズミを捕まえることも珍しくなくなり、
わなの強度を強めて毒の量を増やす必要に迫られているという。
ロンドン住民も大胆になったネズミを見かけることが多くなった。東部のタワーハムレッツ区に住むジェン・ジョンソンさんは、
「私が歩いていると、1匹が私の方に向かって来た」「もう1匹が住宅街を走り抜けるのを見て悲鳴を上げた。
4年前からロンドンに住んでいるけれど、こんな状態は見たことがない」「以前は美しいと思っていた場所にも出没する。
しかも今は巨大なネズミがいる」とこぼしていた。