1 :2021/02/25(木) 08:17:17.36 ID:jBw51M0J0●.net
高品質・低価格という「犯罪」が日本を滅ぼす
アトキンソン氏「労働者の地獄を放置するな」
アトキンソン氏「労働者の地獄を放置するな」
日本でもようやく、「生産性」の大切さが認識され始めてきた。
「生産性向上」についてさまざまな議論が展開されているが、『新・観光立国論』
(山本七平賞)で日本の観光政策に多大な影響を与えたデービッド・アトキンソン氏は、
その多くが根本的に間違っているという。
34年間の集大成として「日本経済改革の本丸=生産性」に切り込んだ新刊
『新・生産性立国論』を上梓したアトキンソン氏に、真の生産性革命に必要な改革を解説してもらう。
前回の記事(「低すぎる最低賃金」が日本の諸悪の根源だ)では、日本の「最低賃金」が
世界的に見て安すぎること、2020年のあるべき最低賃金は1313円だということをご説明しました。
この記事には大きな反響をいただきました。すべてに目を通すことはできませんが、
多くの方が今の最低賃金は安すぎると感じており、「最低賃金を上げるべき」という私の
主張に賛同してくださったようです。
実は最低賃金が安いことで、日本には「ある犯罪的な考え方」がはびこり、
それが経営者の「横暴」を許しています。今回は安すぎる最低賃金が可能にする
「高品質・低価格という犯罪」について、解説していきます。