1 :2021/02/24(水) 19:59:46.77 ID:ns9gg8170●.net
インドの新型コロナウイルス感染者数は1千万人を超え、外食を控える風潮が続くなか、
日本のカレーは受け入れられているのか。「聖地インド」での浸透ぶりは――。
「いらっしゃいませ」。首都ニューデリー郊外の街グルガオンにある店で、記者はインド人従業員に日本語で迎え入れられた。
コロナ対策として名前や連絡先を聞かれた後、席に案内された。ホウレン草とチーズのカレーを頼むと、「トッピングはどうですか」と勧められた。
辛さも選べる仕組みは、日本と同じだ。
「コロナで外食を控える人はまだまだいます。ただ昨年12月になって、インド人客の割合が日本人を初めて超えました。55対45くらいです」。
イチバンヤインディアの最高執行責任者(COO)中村広佐さん(46)はそう語る。
昨年8月のオープン時には日本人客が9割以上を占めたが、インド人にも少しずつ受け入れられてきたという。
価格は550ルピー(約800円)程度と、現地では決して安くない。主なターゲットは、大都市に住む比較的所得の高いインド人。
海外経験があり、新しいモノに抵抗のない若者だ。店が入るのは、外資や大手企業の入る商業施設。
平日は周辺のオフィスから訪れる客が中心で、日本の大手企業も集まる。
「一度日本人の同僚に連れられて来たインド人が、週末に家族を連れて来てくれたことがうれしかったですね」と中村さん。
来店客へのアンケートでは、年齢層は30代の客が最も多く、40代と20代が続く。
平日の昼時に食べに来ていたインド人客に話を聞くと、日本びいきの人が多い印象を持った。
休憩時に一人で来た銀行員のイティシャ・グプタさん(24)は「日本食はスパイスが少なくて胃腸にやさしく、ヘルシーなのがいい」。
日本が好きで、いつか桜を見に日本を訪れたいと思っているという。カレーに添えられた福神漬けの名前を記者に尋ね、「おいしくて気に入った」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64709262ffb43ca1c329f18681869752bd7e238