1 :2021/02/22(月) 17:39:54.75 ID:CAP_USER9.net
「フィッシャーズ」は、この日のメインゲスト扱い。オープニングでは彼らの楽曲に合わせ、その功績を称える映像が流れる。ナレーションでも、「先日、国内初となる総再生回数110億回を突破!」と偉大さが強調され、メンバーのシルクロードは「言語を必要としない動画を撮っているので、世界的に見られてるのかなって」と、自分たちが言語を超越した世界的コメディアンかのような自己紹介をする。
迎えたファーストステージ、『ネプチューン』の堀内健は、歌舞伎役者・尾上松也が「ンダホがかわいい」と裏で「フィッシャーズ」メンバーを褒めていたことを暴露。トークの見せ場を作るパスだったが、ンダホは「そういう目で見てたんですか?」と返答し、ありきたり過ぎたのかスルーを決められてしまった。
続くステージでは、「もしも日本版・映画『ジョーカー』をキャスティングするなら誰?」というランキングに上がる俳優を予想するクイズが。ザカオはこれに「えがしらさん」と書いてツッコミを食らうが、「理由があるんです!」と流れを止め弁解を始めた。
芸人のフリにも面白みのないコメント連発
しかし、その理由は「江頭(2:50)さんが頭に出てきちゃって、それから他の俳優さんが浮かばなくなっちゃった」というなんとも平凡なもの。あえて止めてまで言う価値があるとは、到底思えないものだった。
モノの値段を当てるクイズでも、「住民票の発行手数料」を5000円と大きく外したシルクロードに、『3時のヒロイン』福田麻貴から「ほんと日本住んでる!? シルクロードに住んでないよね!?」と名前にかけたフリが。しかし、シルクロードは「じゃないですね。中国じゃないです」と真顔で答え、その後も「(住民票を取ったことは)ほとんどないからなぁ…」と無味乾燥としたコメントを続けていった。
国内最強ユーチューバーとの触れ込みだった「フィッシャーズ」だが、こうして見ても分かるように、そのトークスキルは惨憺たる有様。これには視聴者も失望やイラつきを抑えられなかったようで、
《ユーチューバーなんもおもろいこと言わんなぁ 観覧に来た素人レベルやん》
《やっぱりユーチューバーはテレビに出ると途端につまらなくなる 大人しくYouTubeだけやっとけばええんや》
《ネプリーグ出てるユーチューバー受け答え下手だね。芸人からのパスほぼ空振りしてない?》
《素人だからしょうがないとはいえ、面白くするための立ち位置で呼ばれてるのに…》
《やっぱりユーチューバーはテレビ出たらただの一般人やな。なんも面白くない》
など、辛辣な声がネット上に噴出した。
Mr.ビーンやチャップリンのように、言語を必要としない笑いを提供していると自称する「フィッシャーズ」。トーク術が求められるTVと相性が悪いだけかもしれないので、国内のくだらないバラエティーなど相手にせず、今後も世界を相手に活躍してほしいものだ。