最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

黒門市場「中国人が消え天国から地獄に落ちたみたい。お客様が戻るまで店が持つかどうか…」

スポンサーリンク

1 :2021/02/15(月) 19:20:16.71 ID:x4bsNqlf0.net

大阪・ミナミの黒門市場、春節迎えるも消える中国人客で売上激減

 12日午後、大阪・ミナミの黒門市場。昨年のこの時期はキャリーバッグを手に買い物を楽しむ中国人観光客でにぎわったが、今年は一転して客足はまばら。シャッターが閉まった店も目についた。「昨年と比べて売り上げは1割未満。お客さんが戻るまで店が持つかどうか」。マグロ専門店「まぐろや黒銀」の取締役、木下信代さん(75)は肩を落とす。

 呉服店と土産店を経営する宮本敏男さん(78)は「商売を日本人から外国人向けに切り替えたことが裏目に出ている」。廃業や休業を余儀なくされた訪日客頼みの店も出ているが、「お店を閉めると活気も魅力もなくなる。黒門全体で我慢して何とか客足を取り戻したい」と話した。

 春節の時期、中国では1週間程度の連休となり、例年は延べ30億人が移動する。連休に合わせた海外旅行も定着し、日本は人気旅行先の一つだった。

 ただ今年の春節前後の40日間に移動する人は、新型コロナ流行前の一昨年と比べ、6割減の11億5200万人になるとの報道がある。

 観光を理由とした入国は認められておらず、観光庁の担当者は「春節の時期でも、観光を目的とした訪日客はゼロに等しいだろう」との見方を示した。

 関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)は政府の水際対策について「新規の感染を防ぐ一定の効果を見せている」と評価。
「ただ、この状況が続くと経済への打撃が大きくなる。感染状況を見て、国ごとに出入国を許可するなど、臨機応変に対応する必要がある」と述べた。

https://www.sankeibiz.jp/business/news/210215/bsm2102150627001-n1.htm