最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【悲報】バイデン大統領、菅外交に強い不満と警戒心

スポンサーリンク

1 :2021/02/02(火) 22:53:12.93 ID:/n1EwL3n9.net

https://news.yahoo.co.jp/articles/373d19933a9e90f54beb55745a13d8b7b3b3712b

■ 「ヨシ・ジョー」関係で有頂天の菅首相
※略

大統領に限らず、米国人が初対面の時に「Call me John, I will call you Jim」と言うのは名刺代わりの挨拶のようなもの。
よほど相手に対して敵意を抱いていない限りだが、そのこと自体、あまり深い意味はない。
※略

実は、尖閣防衛については、菅首相がバイデン氏の当選が事実上確定した昨年11月12日に電話した時もバイデン氏の口をついて出た。
菅首相は、12月19日、東京都内で行った講演で、初めての電話会談で先方から(尖閣防衛について)言及があり、正直、想定もしていなかった」と述べている。
これについて米国務省関係者の一人はこうコメントしている。
「第5条の適用範囲に尖閣防衛が含まれているという見解は、1990年代から密やかに、2000年代前半のジョージ・W・ブッシュ政権以降は公けになっている」
「閣僚レベルではっきりと明言したのバラク・オバマ政権のヒラリー・クリントン国務長官(当時)から。歴代大統領ではオバマ氏が2014年4月に初めて公言している」
「それ以後、尖閣防衛は米政府の対日防衛コミットメントの『代名詞』のように使われてきた」
※略
「バイデン氏は日本人が何を言われると嬉しいか熟知している」

■ 「ヨシヒデ・スガはすでに落第」
その菅首相を米国はどう見ているのか。あまり芳しくない。
「日本の首相、ヨシヒデ・スガはすでに落第」
米メディアで先陣を切ってそう書いたのは、日本在住の米人ジャーナリスト、ジェイク・エーデルスタイン氏だ。
※略

なぜ菅首相は落第なのか。エーデルスタイン氏はこう書いている。
「自民党内の裏取引で安倍晋三氏の後継者になった菅氏は、貧しいイチゴ栽培農家の出(実はそんな貧しい家ではなかった)ということで
就任直後には大衆政治家とのお墨付きを得て世論調査では70%の支持率を得てスタートした」
「ところが就任100日を経ずして支持率は38%へと急落。日本学術会議の学者6人の任命拒否やパンデミックさなかの強引な『Gotoトラベル』固執などが奈落の底に落ちた主因だった」
「自分に逆らったり反対する者への寛大さがないことや思い上がりが露呈して、国民の顰蹙(ひんしゅく)をかったのだ」
「所詮、史上最長期政権を誇った安倍氏を『頭脳』とすれば、菅氏はその安倍氏の『筋肉』でしかなかった」
※略

その菅首相とバイデン大統領はどう付き合っていくべきか。
東アジア外交、安全保障問題では高い評価を得ている「パシフィックフォーラムCSIS」所長のブラッド・グローサーマン博士(現在多摩大学「ルール形成戦略研究所客員教授)が
1月26日、論文を発表した。
※略

グローサーマン博士の論旨はこうだ。
「せっかく安倍氏が国家ビジョンとそれを政策として実現してきた日本だが、安倍路線を継承すると約束して登場した菅首相は、
ビジョンのなさと外交経験のなさゆえに約束を反故にしている。今日本にとって最大の問題は強力なリーダーシップの欠如だ」
「菅氏の頭の中に今あるのは東京五輪開催と新型コロナウイルス感染拡大阻止だけ」
※略

「日本は(※略)『国家安全保障戦略』を2021年に改定する予定だというが、米新政権との戦略的パートナーシップを深化させる絶好の材料だった」
「バイデン政権にとっては、新たな対中戦略をスタートさせるうえで自信に満ちた日本の積極外交が必要だったからだ」
「ところが安倍氏から菅氏への『選手交代』で状況は一変してしまった」
「脆くて弱い首相の登場は、自民党内の派閥の領袖たちを勢いづけ、政策決定で大きな役割を与えてしまっている」
「日本の外交・安保政策の最重要な柱である対中政策決定では、対中軟弱派の二階俊博・自民党幹事長が絶対的な力を持っている」
※略

日米軍事関係筋は筆者にこうコメントしている。
「今バイデン政権が最大関心を払っているのは、台湾海峡での中国の動きであり、台湾有事の可能性だ」
「米国が尖閣諸島防衛をしきりに持ち出すのも、同諸島海域が実は中国海軍が台湾に攻め入る絶好のルートになっているからでもある」
「米軍が尖閣防衛出動する時は、当然、自衛隊との『日米統合機動展開部隊』での出動になる」
「(尖閣防衛について)『先方から持ち出すとは想定していなかった』などと嘯(うそぶ)くこと自体、総理大臣としての素質を疑われても仕方ないのではないのか」
※略