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2021/01/20 10:59 ウェザーニュース
真冬の寒さが続く中、早くも花粉を感じる方が増えてきています。本格的な飛散シーズンが近づいており、対策は待ったなしです。
全国で4割、関東は半数近くが花粉感じる
ウェザーニュースが19日(火)〜20日(水)にかけて、北海道と沖縄をのぞく地域に対して花粉を感じているかの調査を行いました。約6700件の回答を得られ、「ちょっと感じる」と「けっこう感じる」を合わせた割合は、全体の26%に達しました。
回答のうち、「花粉症ではない」をのぞいた割合では38%、最も多い関東は46%と半数近くの方がすでに花粉を感じているという結果になっています。
年明けからしばらくは寒い日が続いたものの、1月16日に東京で18.7℃を観測するなど中旬になって気温の上がる日が増えてきました。さらに東京は4日連続で最大瞬間風速が10m/s以上と風も強く、多少の花粉が飛んでもおかしくない気象条件となっています。
花粉の飛散量は去年より増える予想
今年のスギ・ヒノキの花粉は飛散量が少なかった2020年と比べると北海道と東北北部の一部を除いたほとんどの地域で多くなる予想で、2020年に比べて飛散量が2倍を大きく上回る地域もあります。全国平均では2020年比で160%程度になる見込みです。
去年より飛散量が増え、花粉症の症状も悪化することが予想されます。一時的・局地的に大量の花粉 が飛散することもあるので、早めの対策を行ってください。