1 :2021/01/22(金) 09:04:22.59 ID:CAP_USER9.net
僕は、エンタメで世界を取りに行く
映画化が決定した『えんとつ町のプペル』。ところが2020年、コロナ禍で大きく計画が狂う。
「映画に足を運んでいただくためのイベントとかを色々用意してたんですけど、それ全部白紙になったんですよ。この大勝負の年に100年に一度のウイルスがくるっていうのは、これはなんなんだろうって、試されてる感じがしました。
『映画 えんとつ町のプペル』は厚い煙に覆われた星の見えない町が舞台で、夢も希望もない中で主人公たちが奮闘するストーリーなんですね。そういう中で頑張ろうよって伝えているこの作品の作り手が、現実のコロナ禍の状況の中で踏ん張らなかったら辻褄(つじつま)が合わない。
だから、この世界的な危機の中で僕たちが、大変な思いをしながら作品を頑張って届けて、やればできるっていうことを見せよう、と。3月くらいの段階で延期の提案もあったんですが、今年公開することに意味があるので。2020年に公開っていうのは揺るぎませんでした」
芸人としての成功を収めてなお、なぜ映画を作りたかったのか?
「元々エンタメで世界を取るっていうことを決めていたからです。漫才も好きなんですけど、日本語に依存している漫才だと海外には持っていけないじゃないですか。でも映画なら、翻訳すれば世界で勝負できる。世界を取れる乗り物に乗る必要があったので、映画っていうのは外せなかったです」
好きなことを突き詰め、人や経済を回す西野さんのように生きようとした時、まずやっておくべきことは?
「ちょっと真面目な話になるんですが、お金の勉強ですね。多くの人は、労働の対価としてお金を“もらう”スタイルだと思うんですが、それだと最終的に決定権を持てないんですよ。自由を手に入れようと思ったら、お金を“もらう”のではなく、“作る”。
このアイデアを掛け合わせたらこうなるよねとか、お金を作る側にならないと、雇用主の気分で自分たちの運命が決められてしまうから。それに、お金の勉強をしないまま社会に出ると、制限されることも増えますよね。
例えば、『今月お金ないから出掛けるのやめよう』とか。人生の選択肢が制限されるし、“おいしい”もきっと減ってしまうはずで、そこはちゃんと勉強されるともっといいかなって思います」
エンタメは衣食住が確保されてこそ
「エンタメは衣食住の安全安心が確保された上で成り立つもの。寝る場所がない、職を失った、なんて状況では、どれだけ良いものを作ったところで楽しんでもらえません。僕がまず決めたのは、オンラインサロンメンバー7万人の生活を守るということ。
コロナで失業した人の働き口を見つけたり、災害があった地域を支援しに行ったり。みんなの生活を守らないとこの映画は出来ないと思い、映画制作と同時進行でやっていました」
インプットするために毎日3000字ブログを書く
「忙しい毎日の中でインプットをするコツなんですが、アウトプット先を決めておくことが非常に重要です。例えば僕は、毎日オンラインサロンで2000〜3000字の原稿を書かないといけないんですね。
明日何かしら面白い2000〜3000字を書かなきゃいけないっていう、このアウトプットが決まってたら、今日一日なんか探すじゃないですか。アウトプットをまず決めておくことで、インプットするしかない状況になるんです」