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バイデン米新大統領就任「民主主義が勝った。米国を修復する」

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1 :2021/01/21(木) 06:38:53.13 ID:Zst6gui+9.net

■「全ての米国民の大統領に」とバイデン氏

【ワシントン共同】バイデン米新大統領は演説で「全ての米国民の大統領になる」と述べた。

2021/1/21 02:08 (JST)1/21 02:25 (JST)updated
https://this.kiji.is/724672307594854400?c=39550187727945729


■「米国を修復する」 バイデン新大統領が就任演説

【ワシントン=白岩ひおな、野村優子】バイデン米大統領は20日の就任演説で「きょうは米国の民主主義にとって歴史的な日だ。民主主義が勝った」と宣言した。6日の米連邦議会議事堂の占拠事件に触れ「この神聖な地で数日前、暴力がわれわれの基盤を揺さぶろうとした」と語り「平和的な権力の移譲を実現するために1つの国家として団結した。我々は前を向いている」と語った。

米国民の分断を念頭に「政治的過激主義の台頭や白人至上主義、テロなどに立ち向かわなければならない。われわれはまだ危険な時期にある」と指摘。「スピード感を持って前進し、米国を修復するためにやるべきことが多くある」と述べた。

バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響について「1世紀に1度のウイルス。第2次世界大戦と同じくらい多くの命が失われ、何千ものビジネスが閉鎖された」と述べた。米国の死者が40万人を超えるなかで、「米国の歴史のなかで、これほど困難な時期を経験した人はほとんどいない。恐ろしいウイルスだが克服できる」と、収束にむけて取り組むことを誓った。

新型コロナを含めた多くの困難に対して、「これらを克服し、魂を取り戻し、米国の明るい未来を見据えるためにも『団結』が必要だ」と、改めて国民に呼びかけた。

トランプ政権下で揺れ動いた諸外国との関係については、「世界が米国に注目している。同盟関係を再構築し、再び世界に関わりを持っていく」と強調。「米国第一主義」から国際協調路線に回帰する方針を鮮明にした。「米国は試練にさらされている。安全保障における平和を進展させるため、強力で信頼できるパートナーとなる」と語り、同盟国との連携や国際的枠組みへの参加に取り組む考えを示した。

一方、米国で広がった「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切だ)」運動などを念頭に「人種的正義を求める叫びがある。 400年以上の歴史が私たちを突き動かしている。全ての人のための正義を今こそ実現すべきだ」と語り、構造的な人種差別の是正に取り組む決意を改めて示した。

「米国は人種をめぐる理想との間で一定の闘争を続けてきており、今なお厳しい現実がある。恐怖の悪魔は長年わたしたちを引き裂いてきた」と述べた。「敵としてではなく隣人として尊厳と敬意を持ってお互いを扱うべきだ」と語った。

2021/1/21 2:11 (2021/1/21 2:57更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN20ECD0Q1A120C2000000/