1 :2021/01/20(水) 08:14:11.41 ID:uvpCmMmB9.net
ノルウェーの保健当局は、基礎疾患を持つ25人以上の高齢者が死亡したことで、COVID-19ワクチンを誰に接種するかについての方針を変更した。
保健当局によると、すべての死者は、1月15日までノルウェー国内で唯一の利用可能なワクチンだったファイザー製ワクチンに関連している。
しかし、保健当局は、心配してはいないと主張し、誰がワクチンを接種すべきかを医師に助言しているという。
ファイザーは死亡事例を調査していると述べ、「これまでの死者数は憂慮すべきものではなく、予想の範囲内」と付け加えた。
ノルウェーの保健当局は、同国で25人以上の死者が報告されたことを受け、重篤な基礎疾患を持つ高齢者にワクチンを接種するのは危険であると警告した。
ノルウェー医薬品庁は1月14日、23人の高齢者がファイザー(Pfizer )ワクチンの初回接種の後、短期間のうちに死亡し、そのうち13人は致死的な副作用に苦しんだ可能性があると報告した。ただし、ブルームバーグによると、17日の時点で死亡者数は29人に更新されている。
当局によると、すべての死者は、15日までノルウェー国内で唯一入手可能だったファイザーワクチンによるものだという。
ノルウェー医薬品庁の責任者は発熱、嘔吐、吐き気を副作用として挙げており、「それが虚弱な患者の死につながったかもしれない」という。
これらの死亡例はいずれも老人ホームにいる患者だったため、当局はワクチン接種に関するアドバイスを修正し、接種する医師の判断に委ねることにした。
ノルウェーはまた、欧州の保健当局としては最も慎重な声明を発し、他の国でも高齢者のワクチン接種には十分な注意が必要だと警告した。しかし、ワクチンに対するアレルギー反応については、非常にまれであり、心配はないと述べている。
ABCニュースによると、ノルウェー当局のステイナル・マドセン(Steinar Madsen)医療ディレクターは「我々はこれには驚かない。このワクチンが、最も脆弱な患者に対するわずかな例外はあるものの、リスクがほとんどないことは明らかだ」と述べた。
そして、「医師は今、誰にワクチンを接種すべきかを慎重に検討しなければならない。非常に虚弱で人生の最期を迎えようとしている人は、個々の判断でワクチンを接種することになる」と付け加えた。
ファイザーとバイオンテック(BioNTech)は、死亡事例の調査で保健当局に協力していると述べているが、ブルームバーグによると「これまでの死者数は憂慮すべきものではなく、予想の範囲内である」としている。
また、ファイザーにコメントを求めたが、原稿執筆時点では回答はなかった。
公式発表によると、ノルウェーでは12月末以降、3万人以上がワクチンの初回接種を受けている。
ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、パンデミック発生以来、5万8000人以上のノルウェー人が感染したが、死亡したのはわずか517人だ。
欧州医薬品庁(EDA)は15日、ワクチン販売を認可された企業から毎月の安全性報告を求めることを検討すると発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fa5a3c2bdf17335410d41ce8a3bd9383cf4bc53