1 :2020/12/25(金) 12:44:42.19 ID:/apARLxW0●.net
さらに、防疫ルールへの違反者を見つけて通報する人、いわゆる「コパラッチ(コロナ+パパラッチ)」に褒賞金を出す方針まで明らかにし、規制が過剰だと指摘する声が出ている。
首都圏ですでに施行中だった「5人以上の集まり禁止」措置は、この日午前0時、全国の飲食店へと拡大された。
全国の飲食店では5人以上の予約は受けることができず、5人以上のグループが一緒に入店することも禁止される。
飲食店以外での5人以上の集まりは中止勧告の対象だが、違反した場合でも処罰の対象にはならない。
首都圏では飲食店だけでなく、5人以上の全ての私的な集まりが禁止対象となる。
集合禁止命令に違反すれば300万ウォン(約28万円)以下の罰金が科される可能性があり、求償権が請求される可能性もある。
ソウル・京畿道・仁川で私的に5人以上で集まった場合、「コパラッチ」の監視対象になる恐れがあるのだ。
行政安全部(省に相当)のアプリ「安全申聞鼓」は、新型コロナウイルスの防疫ルール違反の通報対象について▲集合禁止措置に違反した営業・集まり
▲自主隔離中の無断離脱▲密閉・密集・密接が発生するケース▲出入者管理違反・マスク未着用−を挙げた。
行政安全部は今月、優秀通報者67人を選び、在来市場で使用できる「オンヌリ商品券」10万ウォン(約9400円)分を支給する計画だ。
地方自治体レベルで「コパラッチ」制度を導入した所もある。仁川市は今年9月「地域でのコロナの広範囲な拡大に伴う、生活の中の防疫死角地帯を効率的に解消できる仁川型の防疫対応」として、コパラッチ制度を導入した。
大田市と釜山市もコロナの防疫ルール違反に対する通報者を選定し、最大で100万ウォンの報奨金を支給する予定だ。
問題は「5人以上の集合禁止」の基準があいまいだという点だ。
政府は5人以上の私的な集まりが許される「家族」の基準を「住民登録上の居住地が同一の人」から「直系家族」に変更した。
同じ家族同士の集まりでも、父と母には会えるが、きょうだいの家族には会えないというわけだ。ただし、ソウル以外の京畿道と仁川は当初の基準を維持することにした。
このように基準があいまいなため、混乱に乗じて褒賞金を狙う違反通報者が増えるという懸念も出ている。
インターネットコミュニティーなどでは、「コパラッチ」関連の投稿をシェアし「カネを稼ぎに行ってくる」などという人も現れた。行政安全部によると、今年7月1日から今月23日までに、アプリ「安全申聞鼓」のコロナの項目に寄せられた通報は4万8620件に達した。
一部では、政府や地方自治体の「コパラッチ」導入によって、強引に通報したり監視したりするケースが頻繁に発生し、プライバシーの侵害が起きる恐れがあるとの指摘が出ている。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020122480214