1 :2020/12/19(土) 00:41:11.16 ID:CAP_USER9.net
白井カイウ原作、出水ぽすか作画による人気漫画を映画化した『約束のネバーランド』。2020年12月18日の公開を記念して、人気ジャンプ漫画の実写映画を興行収入順にランキング化しました。
各作品に寄せられた評価をもとに、実写化成功の秘訣にも迫ります。
1位:『るろうに剣心』(1作目:30.1億円、2作目:52.2億円、3作目:43.5億円)
2021年に最終章2部作の公開が決定し、再注目を集める実写映画「るろうに剣心」シリーズ。和月伸宏による原作は「北海道編」が連載中で、根強い人気を誇っています。
2位:『銀魂』(1作目:38.4億円、2作目:37.0億円)
空知英秋原作の映画「銀魂」シリーズは、2018年と2019年に2年連続で公開され、週末オープニング成績で実写邦画第1位を記録した話題作です。小栗旬、菅田将暉、橋本環奈らをはじめ日本を代表するキャストが集結。原作7割、オリジナル要素3割くらいの比率でほぼ忠実に実写化されました。シリアスはしっかり締めて、ギャグパートはとことんふざける“『銀魂』イズム”も感じられ、福田雄一監督の手腕が光ります。
3位:『デスノート』(1作目:28.5億円、2作目:52.0億円、スピンオフ:31.0億円、3作目:22億円)
邦画史上初の前・後編で公開された2部作が大ヒットし、シリーズ化もされた映画『デスノート』。
4位:『暗殺教室』(1作目:27.7億円、2作目:35.1億円)
松井優征による同名漫画を、山田涼介(Hey! Say! JUMP)を主演に迎え、菅田将暉、橋本環奈ら若手キャストの共演で映画化した「暗殺教室」シリーズ。評価された点は全21巻の内容を2部作で上手く収めたこと、実写化は不可能と言われた殺せんせーをCGで表現した、スタッフの苦労が見えたこと。山田涼介がカッコいい!との評価もありますが、原作が1番伝えたいことが欠如している、と厳しく批判する声もありました。
5位:『バクマン。』(17.6億円)
『DEATH NOTE』の黄金コンビ、原作の大場つぐみと作画の小畑健による漫画『バクマン。』。男子高校生2人がコンビを組み、人気漫画家を目指していくストーリーです。本作でもっとも批判された点は、ライバルである新妻エイジ(染谷将太)のキャラクター像です。
6位:『斉木楠雄のΨ難』(10.0億円)
超能力を持つ高校生・斉木楠雄の日常を描いた、麻生周一によるギャグ漫画『斉木楠雄のΨ難(さいなん)』。学園祭のエピソードを軸に再構成して映画化されました。肝心のストーリーはあってないようなもの。「斉木楠雄」はそういうものと言えばそれまでですが、「映画と呼んでいいのか?」と疑問視する声もありました。
7位:『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(9億2000万円)
荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』は、主人公や舞台設定を変えながら、30年以上にわたり連載が続いている一大超大作。特徴的な擬音や奇抜すぎる服装、「スタンド」能力によるバトルなど独自設定が飛び交う世界観から、実写化は不可能とされていました。主な舞台が海外なのも不安要素でしたが、実写化された「第4部」の舞台・杜王町は、荒木の出身地の宮城県仙台市がモデルです。それなら日本人キャストでも可能では?と、原作ファンも期待をしていましたが……。ビジュアルは原作に寄せられましたが、許せないキャラ改変や脚色があったようで、「改悪レベル」という批判の声が上がりました。
8位:『BLEACH』(5億4100万円)
全世界シリーズ累計発行部数1億2000万部を突破した、久保帯人による人気作『BLEACH』。全74巻、全698話の長編作品で、序盤の「死神代行篇」が実写化されました。
8巻分の内容を尺内に収めるため、井上織姫、茶渡泰虎らのエピソードがごっそり削られており、一部では賛否を呼んでいます。主人公の黒崎一護と朽木ルキアの関係を軸としたエピソードの取捨選択は、「さすが脚色センスに定評ありの佐藤信介監督」という声がある一方で、「終盤は急展開すぎる」と指摘する声も。
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