1 :2020/12/17(木) 11:33:04.04 ID:CAP_USER9.net
FRIDAY
2020年10月、プロデューサーのひとりとして手掛けたドキュメンタリー作品『Crock of gold: A few rounds with Shane McGowan(原題)』が上映されたチューリッヒ映画祭にて。写真:ロイター/アフロ
大変なことになった。ジョニー・デップが今、俳優生命の危機に瀕している。
つい先日は、俳優としての再起がかかっていた映画『ファンタスティック・ビースト』のグリンデルバルド役を降板したばかり。イギリスの大衆紙『ザ・サン』を相手取り、元妻で女優アンバー・ハードへのDV報道を巡る名誉毀損の訴訟が、「記事はほとんど事実」と認定され、敗訴したためだ。
画像で振り返るジョニー・デップの「華麗なる人生」
“降板”と報じられているが、その実態はほとんど解雇に近い。ワーナー・ブラザースがジョニーに降板を求め、それに従う形で役を降りた。
ただし、契約上の理由から、ワーナーが降板したジョニーに出演料を満額支払うことが明らかになっている。ジョニーはすでに新作の撮影に1日だけ参加しており、一部の海外メディアは「1日で1000万ドル(約10億4000万円・2020年12月初旬のレートで計算)以上の出演料を稼げる簡単なお仕事が完了」と揶揄した。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)のジャック・スパロウ役以降、最も高額なギャラを得ている俳優のひとりとして知られるジョニー。しかし『ファンタビ』を降板した現在、来年以降のスケジュールはほとんど白紙に近い状態だ。
元妻との泥沼離婚やDV疑惑が勃発する以前から、ジョニーの俳優としてのバリューはだいぶ低下していた。アメリカの経済誌『フォーブス』の調査によると、2016年の段階で、ジョニーは高い出演料に対し興行収入が少ない、いわゆる“コスパの悪い俳優”である。ランキングでは2年連続でぶっちぎりのトップだった。
それでも、シリーズ第5弾の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)では、ジョニー史上最高額となる約7500万ドル(約78億円・同)もの出演料を得たと噂される。興行収入につながらない俳優と言われながらもジョニーが出演料を下げなかったのは、懐事情が火の車状態だったからだ。
2017年には「破産の危機」と報道され、翌年には推定約6億5000万ドル(約677億円・同)とも言われる総資産がほぼ底を付いたと報じられた。
実は2007年ごろからすでに金銭状況は悪化しており、ジョニーの浪費に見合う収入を得るためには、高額のギャラを用意できる作品に出演し続けなければならなかった。出演作の大コケが連続した原因は、仕事を選ばなくなったためだ。
全5作の製作が予定されている『ファンタビ』の降板は、ジョニーにとって金銭面的にも大打撃だ。だが、金銭面にも関わる大きな問題は、元妻へのDV“認定”である。
2016年5月に元妻アンバー・ハードがDV被害を原因に離婚を申請すると同時にジョニーへの接近禁止命令も申請したが、8月にジョニーが約700万ドル(約7億3000万円・同)の和解金を支払うことで合意し、翌年1月には離婚が成立。
そもそもジョニーと結婚したあたりから、アンバーには「金、あるいは売名目的でジョニーと結婚した」などのバッシングが集中しており、離婚については「DVもデタラメ」と決めつけられていたが、それにしては証拠が出そろいすぎていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a5e743e71e0ec95930a66ad1d591694b506f58f
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続く