【悲報】韓国政府、政権の不正を捜査する検事総長を懲戒処分に

　【ソウル時事】韓国法務省の懲戒委員会は１６日、尹錫悦検事総長が不正を行っていたとの容疑を認定し、停職２カ月の処分を議決したと発表した。聯合ニュースが報じた。
尹氏が進めていた政権中枢への不正疑惑追及にブレーキがかかりそうだ。検事総長への懲戒処分は初めて。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121600278&g=int

尹錫悦検察総長に停職2カ月、手足縛り刀奪った
憲政史上初の検察総長重懲戒

　憲政史上初となる現職検察総長に対する重懲戒の決定が混乱の中で下された。処分は「停職2カ月」だった。法務部懲戒委員会は15日深夜まで第2回検事懲戒委員会の会議を開き、尹総長に対する処分を議決した。
秋美愛（チュ・ミエ）法務部長官は早めれば16日にも懲戒委の決定の裁可を文在寅（ムン・ジェイン）大統領に求める構えとされる。

　文大統領が裁可すれば、尹総長は総長職を維持するものの、停職期間には「月城原発1号機経済性評価ねつ造事件」「青瓦台による蔚山市長選介入事件」などの懸案に関与できない「植物総長」になる。
政界、法曹界からは「世論が怖くて解任はできないが、『政権に対する捜査』を座礁させるという目的を達成しようという『小細工』であり、『政治的懲戒』だ」とする批判が起きている。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/16/2020121680006.html