1 :2020/11/30(月) 13:35:05.38 ID:R8Ha4Xy29.net
◆重症者ベッド空きなし
「救急や他の病気の手術も制限するなど、なけなしの努力をして新型コロナに対応しているが、重症者の受け入れを断るケースも出ている」。東京医科歯科大病院(東京都文京区)の内田信一病院長は徒労感をにじませる。
病院によると、人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を備えた重症患者用治療室では機器のアラーム音が絶え間なく響き、防護服姿の看護師が24時間体制で、投薬や人工呼吸器の調整のためにせわしなく動く。血流をよくするため、患者の姿勢を変えるのには7、8人の手が必要だ。
8床の重症者用ベッドは緊急用の1床を除いて、11月初めから空きがない。夏場の患者の平均年齢は60歳前後だったが、現在は70歳前後になった。
◆「外出制限など対策を」
内田病院長は「専用の治療薬がないため、高齢になるほど回復が遅く、中等症の病床に戻るまでに時間がかかる。以前よりも、ベッドが空きにくい」と語る。
都は重症者用病床を現在の150床から倍増させる方針だが、内田病院長は「重症者用ベッドを1つ増やすのに5〜6人を増員しないといけない。かなり厳しい」と指摘する。ベッドが増えなければ、助かる命も助からなくなる。「今は、外出制限など対策をしないと、感染は止まらない」
◆医師に「強いストレス」
埼玉医科大総合医療センター(埼玉県川越市)で新型コロナの診療を担当する岡秀昭教授は「一部の医師は専門外の不慣れな治療をしており、心身に強いストレスがかかっている」と明かす。中等症向けに23床を備えるが、日常診療にも人を割かなければならず、現在受け入れている14床で「限界」という。それでも人手が足りず、がんの専門医や外科医の手を借りてしのいでいる。
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