1 :2020/11/20(金) 10:42:36.35 ID:rylaolXA9.net
ブラジル・アマゾンの熱帯雨林で暮らす先住民族ヤノマミの居留地で、
新型コロナウイルスの完全拡大が「完全に制御不能」となっており、感染者数は3か月で4倍近くに増加している。
新型コロナウイルスの完全拡大が「完全に制御不能」となっており、感染者数は3か月で4倍近くに増加している。
先住民の権利擁護団体が19日、報告書で明らかにした。
20世紀半ばまで文明と隔絶した生活を送っていたヤノマミは、アマゾンの熱帯雨林で暮らす他のすべての先住民族と同じく、
外界の病気にさらされたことがほとんどなく、1970年代には麻疹(はしか)やマラリアなどの流行で大きな被害を受けた。
報告書によると、ヤノマミの居留地で確認された新型ウイルス感染者数は、8月に335人だったが、10月には1202人に急増した。
死者は、感染が疑われる例を含め計23人に上る。
一方、 ブラジル保健省は、ヤノマミ居留地の感染者を1050人、死者を9人と発表している。
ヤノマミ居留地では、4月に最初の感染者と死者が確認された。
先住民族の村でソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)は不可能なので、
ヤノマミが先住民族イェクアナと共有し、約2万7000人が暮らす居留地では、人口の3分の1以上に当たる約1万人が新型ウイルスにさらされたという。
報告書は、「状況は完全に制御不能だ」と述べている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3317002