1 :2020/11/19(木) 17:33:10.98 ID:Ylrl94m59.net
東京都は19日、4段階で示す警戒度を、下から2番目の「感染が拡大しつつある」から最高レベルの「感染が拡大している」に引き上げる方向で詰めの調整を続けた。
18日には神奈川県が226人、埼玉県が126人、静岡県が87人、長野県が30人と、いずれも最多を更新した。
そうしたなか、21日からの3連休には、プロ野球日本シリーズが始まるほか、Jリーグの公式戦や「鬼滅の刃」など映画の上映も感染防止策を取ったうえで実施される。行楽シーズンでGoToトラベルも相当数の利用があると予想される。
日医の中川会長は同日の記者会見で「GoToトラベル」と感染拡大との関係について「エビデンス(証拠)がなかなかはっきりしないが、きっかけになったことは間違いない」と言及。今週末を「秋の我慢の3連休としてほしい。コロナを甘くみないでください」と述べ、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。
これに対し、加藤勝信官房長官は記者会見で「県をまたぐ移動の自粛を一律に要請する状況ではない」との考えを改めて示した。
政府分科会の尾身茂会長は、「今もう一度、ふんどしを締め直す時期だと思う」と述べた。
西武学園医学技術専門学校東京校校長で医学博士の中原英臣氏は、「政府は専門家の意見を尊重すべきだ。医師会が明確に述べたのは評価できる。『GoTo』も本来は10月から来春まで中止期間にするなど対策を取るべきだったのではないか。3連休に少しでも抑えなければ、今後さらに感染が拡大してしまう」と指摘する。
『日本人がコロナ戦争の勝者となる条件』(ワニブックス)の近著がある元通産官僚で評論家の八幡和郎氏は、「医師会の会長という責任ある立場でエビデンスもはっきりせず、さまざまな影響もあるなかで『GoTo』をあげつらうのは発言が軽すぎるようにみえる。非常時に日本の医師たちが何をすべきか、という点を強調すべきではなかったのか」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/af868700a1a2ec0f63b95cd9ef242c64f95de805