1 :2020/11/15(日) 14:08:26.18 ID:fF/lxa2+9.net
退職予定の職員らが保護者などに表明した「お詫びとお知らせ」によると、同園の保護者会は3月末、当時園長だった瀧澤氏の退任を求める署名を提出。瀧澤氏が退任しない場合は、職員らが集団退職する意思を表明した。これを受け瀧澤氏は「自分が園長を退く代わりに、職員に戻ってきてほしい」と述べ、園長退任を約束した。
そのため職員らは集団退職をとどまったが、瀧澤氏は4月末、園長は退任したものの「施設管理者」というポジションを新設し、それに自身が就任すると発表した。社会福祉法は「社会福祉施設には、専任の管理者を置かなければならない」(66条)と規定しており、「施設管理者」の存在が社会福祉法人認可の条件の一つとなっている。しかし一般的には、保育園における施設管理者とは園長を指す。瀧澤氏は、職員らの要求を形式的に受け入れ、法人理事長、また実施的には園長と変わらない「施設管理者」として園に居座り続ける形を取った。
さらに瀧澤氏は、降園時間に保護者が行き来する園付近のコンビニで飲酒する姿が何度も目撃されており、涌谷町議会でこれが問題提起される事態も起きた。(関連記事:モラハラで解任の元牧師、保育園長退任後も園近くで飲酒繰り返す 町議会も問題視)
https://www.christiantoday.co.jp/articles/28659/20201021/wakuya-nursery-moral-harasment-former-director-pastor-drunk.htm
瀧澤氏はこの後、10月30日に新しい園長の着任を告知。職員には「当日まで誰が来るか分からないが、県庁のご推薦なので断れない」などと説明していた。職員らは園長一人の就任を想定していたが、11月1日には新園長と主任2人が就任。着任する3人を紹介する際も瀧澤氏は、新園長が県庁からの推薦であることを強調していたという。
しかし本紙が、保育園事業を監督する宮城県子育て社会推進室に問い合わせたところ、県では、園長の推薦や斡旋、紹介などはしていないと説明。県として、涌谷保育園の人事に関与したことはないという。
新しく就任した3人は、職員ら17人が3月末に集団退職の意思を示した際、別に辞職した元職員らで、就任後は瀧澤氏の側に立ってハラスメントをするようになったという。新園長らは「私たちが来たから、先生たちはお給料がもらえるんだからね」「園長がいないんじゃ、補助金が下りないんだから」などと発言。ある職員に対しては、机を開け渡すよう求め、職員がどこで仕事をすればよいか尋ねると、別の職員と2人で1つの机を使えばよいなどと応じた。さらに、急な席の移動命令に衝撃を受け泣き出した職員に対し3人は、「感情的で話にならない」「何を泣いているのか」などと嘲笑しながら語ったという。
瀧澤氏の行動も悪化し、労使交渉をしていた職員らの行動を「違法行為」「犯罪」などと呼び、「裁判沙汰」「次やったら警察を呼ぶ」などと述べ、職員らに圧力を加えたという。職員らは「ここまで威圧的に見下げられ、だまされ、常に法律や罰則に縛られて、これからどうやって働くことができるでしょうか」と訴える。
地元の河北新報によると、瀧澤氏はハラスメント行為を否定している。しかし、この問題のために職員らが組織した労働組合によると、2015年4月に園長に就任して以降、保育士を大声で怒鳴ったり、特定の職員を無視したりする行為を繰り返していたという。
労働組合によると、16年9月に保育士が合同礼拝の日程について瀧澤氏に確認を取ろうとした際には、「そういうことは私にお伺いをたてなければならないでしょう。あなたが勝手に決めることですか」と突然激怒。保育士が勝手に決めたわけではないと述べても、聞く耳を持たず一方的に攻め、以前の話を持ち出すなどして「あなたはうそをつきましたよね。うそをつきましたね」と何度も繰り返して詰め寄るなどした。