1 :2020/11/11(水) 15:34:54.50 ID:5JNyd75G9.net
しかし、その後、感染者は数十人規模にまで急増し、学内で隔離生活を送っていることが取材によりわかった。
現時点では防衛省も横須賀市も感染者数を発表していないが、防衛大の学生たちは敷地内の学生舎(寮)で集団生活を送っており、
感染者は今後さらに増える可能性もある。
現役学生のひとりはこう話す。
「最初に学内の感染者が判明した後、学生舎で感染者と同じ部屋だった学生や、校友会(いわゆるクラブ活動)で一緒だった学生らが、濃厚接触者として隔離されました。
その後、保健所の協力を得て感染者の周辺にいた学生たちがPCR検査を受け、それ以外の学生たちにも抗原検査が実施された結果、約80人の陽性者が確認されたと聞いています」
全寮制の防衛大では4学年の約2000人が敷地内の学生舎で寝食をともにする。
上級生から下級生まで8人単位を基本とした居室で生活を送るため、“密”を避けがたい状況があり、無症状の感染者が出れば感染が拡大しやすい環境だ。
3月から4月にかけて約200人の感染が判明した永寿総合病院(東京・台東区)に迫る、
国内最大規模のクラスターとなることも懸念される。防衛大のある教官はこう証言する。
「最初に陽性が判明した学生は10月初旬以降、防衛大の敷地内から外出していないといい、
そうなると学内に別の無症状感染者がいて、そこから感染が広がったと考えざるを得ない。
感染ルートがはっきりしていない以上、どこまで広がっているのかは慎重に確認していかないといけない」
防衛大は取材に対し、「現段階では陽性者1人が出たと発表している。
今後、感染者が増えた場合の発表は自治体(横須賀市)に準じる」(広報室)とするのみで、80人以上のクラスターになっているのかという質問には答えなかった。
「学生たちからは、本当に感染者を完全にスクリーニングできているのか不安の声が聞こえてきます。
にもかかわらず、クラスター発生の判明後、まだ全員のPCR検査結果も出ていないうちから、学生たちが所属する各大隊では
400人ずつが密になる朝礼をいつも通り行なうという話も聞いた。対応には相当の疑問を感じます」(前出・防衛大教官)
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