1 :2020/11/06(金) 08:44:26.28 ID:1Nn6ucQQ0●.net
韓国政府は、兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長の世界貿易機関(WTO)事務局長候補辞退案を事実上、決定したことが5日、分かった。
政府筋は「近く、兪明希氏が候補辞退の見解を発表すると聞いている」「適切な発表時期を検討している」と述べた。早ければ来週初めにも発表するとの見方もある。
政府筋は「近く、兪明希氏が候補辞退の見解を発表すると聞いている」「適切な発表時期を検討している」と述べた。早ければ来週初めにも発表するとの見方もある。
兪明希氏は先月28日のWTO事務局長の最終支持度調査で、ナイジェリアのオコンジョイウェアラ氏に大幅にリードされたが、すぐには辞退しなかった。慣例上、決選で劣勢な候補は無理に競い合わずに中途放棄を選択し、多数の支持を受ける候補者が全会一致の形で事務局長に推挙されるようにする。
しかし、今回は異例なことに、米国が最終支持度調査直後に「兪明希氏支持」の意向を公にしたため、韓国政府はこれまで「兪明希勇退案」を保留していた。
政府は最近まで、事務局長選挙の形勢や加盟国の動向を綿密に分析してきた。
しかし、現実的に見て逆転が困難な状況で、結果に承服せず選出手続きを遅らせれば、ほかの国々からにらまれるなど外交的負担が生じることを懸念しているという。
ナイジェリアの候補者が中国の積極的な支持を受けている点も考慮された。
5日の時点で米大統領選挙の結果が最終確定していないが、ドナルド・トランプ大統領再選よりもジョー・バイデン候補当選の方が有力になっている状況も、政府の今回の決定に反映されている。
外交消息筋は「韓国政府は、当初劣勢だった兪明希氏が期待以上の支持を得てWTO決選に進んだだけでも大きな外交的成果だと評価している」と語った。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020110680001