1 :2020/11/04(水) 04:08:21.49 ID:ehMGIJxw0●.net
ファッション誌『ヴォーグ』に投稿したエッセーを通し、妊娠を発表したエミリー。生まれてくる子供に性別のステレオタイプを押し付けるつもりはなく、「ジェンダー・ニュートラル」な環境で育てるつもりだという。
「友人達に私が妊娠したことを伝えると、『おめでとう』に続く最初の質問は、いつも決まって『(男の子か女の子)どっちが欲しいの?』です」
「私達は、子供が18歳になるまでジェンダーは分からないし、その時に彼らが教えてくれるだろうと答えるようにしています。この答えには皆が笑います。しかしながら、その言葉には真実があるのです。私達の子供が、どんな生殖器を持って生まれてきたかということ以上に、もっと複雑な可能性があることを示唆しているからです。結局のところ、性別よりも、私のお腹にいるのがどういう子なのか。それだってよくわからないのです」
欧米ではおおむね18歳が成年年齢。エミリーは、親や世間が子供の性別を決めつけるのではなく、成人になったときに自分自身で性別を選べばいいと考えているようだ。
また性別よりも、その子の存在自体に興味を抱いているようで、次のように記している。
「この子は一体どういう人なのか? 私達はどんな子供の親になろうとしているのか? 彼らが、私達の人生や私達自身をどのように変えてゆくのか? このように考えるのは、素晴しくもあり、恐ろしくもあるのですが、私達を謙虚な気持ちにさせてくれるのです」
自分としては、性別に基づくステレオタイプを子供に押し付けるつもりはないとしつつも、人々が胎児の性別を知りたい気持ちは理解できると語るエミリー。自身も子供の頃は、「将来は娘を持つだろう」と信じていたという。
最後にエミリーはこう締めくくっている。
「妊娠に関して言えば、私は全てのことにおいて完全に無力です。私の身体の変化、私の子供が誰なのかといったことに。でも驚くことに、それが全く気になりません。不安よりも、新たな安らぎを感じています。私はすでに、自分の身体の中にいるこの子から学んでいるのです。驚きに満ちています」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebcc185e20b02de30dfe54904d49e195fbeae5ca