1 :2020/10/25(日) 12:35:00.35 ID:29JMivFG0●.net
ポーランドでほぼ全ての人工妊娠中絶が禁止されたことを受け、同国の各都市で何千人もの女性が抗議デモを行っている。
同国の憲法裁判所は22日、胎児に障害があった場合も人工妊娠中絶を違憲とする判決を下した。
この判決により、ほぼすべての中絶が禁止されたことになった。胎児の障害は、ポーランドで行われる中絶の理由の98%を占めている。
今後は強姦や近親相姦による妊娠だった場合、また母親に命の危険がある場合のみ、中絶が認められるという。
https://www.bbc.com/japanese/video-54671572
ポーランド憲法裁、ほぼ全ての人工中絶を違憲に
2020年10月24日
ポーランドでは1993年、胎児に重篤な障害があった場合の妊娠中絶を認める法律が制定された。ポーランドで合法的に行われる中絶の98%が、
胎児の障害を理由にしている。与党「法と正義」の所属議員は昨年、この法律が違憲だとして提訴した。
憲法裁判所の判事の大半は、「法と正義」党が任命している。
ヘルシンキ人権財団のマルゴーザタ・スレカ弁護士はBBCの取材に対し、「これは女性の非人道的な扱いにつながる、完全に不当な決定だ」と批判した。
ポーランドの女性の性と生殖に関する権利活動家のアントニーナ・レワンドウスカ氏は、1993年の中絶法は、国連の拷問を禁止するルールにのっとって作られたものだと説明した。
「ポーランドで行われる中絶手術の98%が胎児の障害に起因するものなのに、そのまま女性に妊娠を継続させるのは非人道的で卑劣だ」
アムネスティー・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチ、センター・フォー・リプロダクティヴ・ライツといった国際人権団体も共同声明で、
「政府が繰り返し女性の権利を攻撃し、生殖に関する権利を後退させようとしている。さらに、ポーランドの司法の独立や法治主義が損なわれている」と非難している。