1 :2020/10/23(金) 07:36:58.48 ID:YpHQanqm9.net
「暴力を受けて逃げてきた」「退職するよう迫られた」
取材を進める中で聞いた、耳を疑うようなことばの数々。とても今の日本で起きていることとは思えませんでした。その中でも最も驚いたのが、次のことばでした。
「駅に捨てられた人がいるんです」
(国際部 記者 紙野武広)
■行き場を失う実習生
※略
NPO法人の代表、吉水慈豊さんに話を聞くと、事情を説明してくれました。
そして吉水さんは、「駅に捨てられた実習生がいるんです」と言って、1人の技能実習生を紹介してくれました。
■夢は、家族に家を建てること
彼の名前は、グエン・ディン・ティさん(25)。去年6月に来日し、静岡県内の建設会社で技能実習生として働きはじめました。
日本に行く決意をしたのは、夢をかなえるためでした。それは、ふるさとベトナムに家族のための家を建てること。
しかし、来日から9か月ほどがたったことし3月。会社からティさんに、あるメッセージが届くようになりました。
「あしたは、やすみです」
それは、ティさんに仕事を休むよう伝える内容でした。
建設会社は、新型コロナウイルスの影響で仕事が少なくなっていたのです。メッセージは連日のように届くようになり、ティさんは出勤できない日が続きました。
そして、ことし4月、ティさんを建設会社へ紹介した団体の担当者からこう告げられました。
「東京に住むところを用意したから向かってほしい」
ティさんは詳しい事情が分からないまま、急いで荷造りをしました。静岡県内の駅までは団体の担当者が送ってくれましたが、東京までの切符は自分で買いました。
日本での生活に必要なものを詰めた大きなスーツケース2つとともに都内の駅に降りたティさん。
しかし、彼のことを迎えに来る人は誰もいませんでした。
以下ソース先で
2020年10月22日 15時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201022/k10012672371000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001