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毎日新聞 「学術会議、中国と覚書は交わしたが活動実績はない。別のNPO法人だから」

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1 :2020/10/19(月) 00:17:33.75 ID:kbsfsIiU0.net

 日本学術会議が2015年に中国科学技術協会と交わした協力覚書について、大西隆元会長が「覚書を交わしたが活動実績はない」と説明した。
この説明に対して、「その覚書どおりに中国科学技術協会と大阪大学、東京大学、東京工業大学、名古屋大学が共同ユニットを度々開催している」という情報が、
まとめサイトに投稿され、ツイッターで拡散されている。
しかし、日本学術会議に問い合わせたが、これらは覚書に基づく事業ではなく、
出典として示された中国語の案内には中国科学技術協会とは別のNPO法人名が記されていることから、この情報は誤りだ。

 問題の情報は、16日にまとめサイト「anonymous post」から投稿されたもので、約2000回リツイートされ、3700以上の「いいね」が付いている。

 記事本文は、産経新聞の記事を引用し、大西さんが15日の野党ヒアリングで、
中国の研究者招致計画「千人計画」と学術会議は協力関係になく、中国科学技術協会との覚書について
「向こうの求めに応じて結んだ。覚書に基づく活動実績はない」と話したことを紹介。
学術会議のホームページに記載のある覚書の要旨から、<互いの研究者が参加する共同ワークショップ/セミナーの開催>など、協力事項の一覧を引用した。

 その上で、「ネットの反応」として、「いや、その覚書どおりに中国科学技術協会と大阪大学、東京大学、東京工業大学、
名古屋大学とかとの共同ユニットを度々開催してるじゃん」との文言を掲載した。

 その文言の下には<全日本中国科学技術振興協会 https://castjp.org/2018/04/05/2018cu/
 ※機械翻訳>
として以下の開催情報が日本語で列挙されている。
18年12月に各大学で開催されたイベントの日程表とみられ、日時や場所と合わせて、
「共同ユニット:中国科学技術協会、大阪大学」「共催:京都大学中国科学技術振興協会」
「共同ユニット:名古屋大学中国科学技術協会」などと、「中国科学技術協会」や関連団体と思われる団体名が書かれていた。

ファクトチェック: 学術会議、中国との活動「覚書どおりに開催」は誤り
https://mainichi.jp/articles/20201017/k00/00m/010/110000c