1 :2020/10/18(日) 12:48:25.13 ●
大和堆で中国漁船が「爆獲り」
2018年、大和隻に出現した中国漁船は、わずか114隻に過ぎなかった。それが、2019年になると、1115隻にもなった。うち419隻に対して、日本側が放水行為に出て強制退去させている。
それが今年は、9月30日までで、何と計2586隻(!!!)も、大和堆に押し寄せているのだ。そのうち、日本側が放水して退去させた船も、329隻に上る。
大和隻がある一帯は、日本と北朝鮮、ロシアに囲まれており、中国の領海は及ばない。そのため、尖閣諸島近海のように、中国の公船がしゃしゃり出てくることはない。だがそれにしても、尋常でない数の中国漁船が大和堆に押し寄せ、勝手にカニやイカを漁獲していっているのだ。
水産庁の関係者が憤る。
「われわれは今年、鳥取の境港に配備している漁業取締船の『白嶺丸』の大型化代船に加え、新たに建造した『白鷹丸』も、新潟港に配備した。5月以降、大和堆周辺での違法な外国籍漁船の取り締まりを強化している。
今年度はさらに、取締船の『白荻丸』を大型化する。加えて、2000トン級の新たな取締船の建造にも着手していく」
…
日本ではあまり取り沙汰されていないが、大和堆の問題は、いわば「第二の尖閣」とも言える大問題である。中国国内も、新型コロナウイルスや夏の豪雨被害などで、経済が逼迫しているのは理解するが、そうかといって、勝手に大和堆までやって来て「爆獲り」してよいということになはならない。
菅義偉政権には、毅然とした態度を望みたい。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62551?page=3
第二の尖閣か、「中国漁船、本日も大和堆で爆漁中」
東アジア「深層取材ノート」(第56回)
2020.10.17(土)