1 :2020/10/01(木) 19:23:56.58 ID:QSfWwYQT0.net
【検証GoTo あの人気観光地は今】#5 札幌編
利用客が減った影響で、出発1カ月前になって出発便が欠航。代替便となり、帰着便は小さな機体に変更された。
9月最初の週末。例年ならゴッタ返す「新千歳空港」の到着ロビーはガラガラ。レンタカーカウンターにも人の姿はほとんどない。
「北海道はレンタカーの利用率が高い地域ですが、国交省所管のレンタカー業界は、その国交省が実施している『Go To トラベル』の対象ではありません。利用者が減り、空港のカウンター料金を支払うのも大変です。ようやく前年比40%超まで回復しましたが、Go To効果というより、1泊すると1人当たり3000円の割引券になるスマイルクーポン(札幌市発行)のおかげです」(札幌レンタカー協会事務局)
空港から快速エアポートで札幌市内へ。狸小路商店街、冬場は「雪祭り」が開催される「大通公園」をブラブラする。さっぽろテレビ塔には人っ子一人おらず、公園のベンチで休憩中のサラリーマンを見掛ける程度だった。
カニやイクラ、サケなど北海道は国内の人気観光地の中でも、もっとも観光客が土産物に金をかける。売り上げが減れば水産業や漁業、酪農業も大打撃。約60店舗が軒を連ね、以前は観光客が押し寄せていた「札幌二条市場」の水産店の40代店主はこうボヤく。
「コロナの前は社員旅行などの観光バスが次々来ては、1人当たり平均1万円ぐらいの海産物を買ってくれた。今は観光バスがいなくなり、インバウンドが消え、客足は99%減です。わずかの客にしてもコロナで先行きが不透明だから、土産物代は平均5000円ほどに減った」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dd51cabfa2f8aa85e21802143b8d282705a55f4