最新記事(外部)
お勧め記事(外部)

【竹内結子】9月7日のインタビュー「家で過ごす時間が増え人生を見直すようになった」「家族との時間を楽しむ」「人に頼れるようになった」

スポンサーリンク

1 :2020/09/27(日) 10:27:00.56 ID:CAP_USER9.net

2020/09/07

結婚、妊娠、出産、家庭と仕事との両立……。女性の30代は、人生の岐路と選択の連続です。

この道で間違いなかったのか、この先の40代をどう生きるのか、思い悩むことの多い世代でもあります。

1980年生まれ、今年でジャスト40歳の女性は、30代をどう振り返り、今何を思うのか。竹内結子さんにじっくりお話を聞きました。

(9/7発売のLEE10月号では、竹内結子さんのほか、優木まおみさん、花楓さん、辻村深月さんのインタビューも掲載しています)

30代までの自分に
お疲れさまと言いたい気分

今年の1月に第2子を出産後、初のLEEでのインタビューとなる竹内結子さん。育児と向き合う中で40歳を迎えた竹内さんの表情はとても穏やかで、心のゆとりを感じさせます。

「40歳という年齢に後ろ向きな気持ちはまったくなくて、むしろ肩からポロポロといろいろなものが落ちて、軽くなるような感覚がありますね。自分のポジションを作らなきゃって頑張っていた20代、子どもができて自分の人生を考えるようになった30代前半。30代中盤は、いただく役柄の影響もあってか、人を引っ張っていくようなポジションが増えて、妙な気負いがあったタイミングも。今はまたひとつ段階が進んで、これまでの自分にお疲れさまという気分ですね。その流れの中で、30代は体の変化も感じるようになり、20代の頃のように気持ちだけでは徹夜できないと実感して。ひとりでやりたい、頑張れるはずだと頑なだったのですが、周りの手を借りないといけないなと気づいた時期でもありました。人に頼れるようになったことは、大きな変化ですね」

久々の赤ちゃんとの生活でも、できるだけ周りに助けを求めるようにしているそう。

「わかっていたつもりでしたが、眠れないし、もらった風邪はなおらないし……。赤ちゃんのお世話は本当に大変ですね。育児の常識も長男のときとは変わっていることが多くて、育児雑誌で離乳食について調べたりしています。30代は仕事と育児を両立する中で、例えば『お茶を飲んで一息つきたいな』と思っても、それが自分のわがままなんじゃないかと感じて、押し込めていました。そのイライラが、外に向けて出てしまっていたんですね。でも今はしんどかったら『はい、交代して』と言えるように。自分の中で気持ちを煮詰めてしまうからこじれるのであって、どうしてほしいかをストレートに伝えればいいんだと気づきました。最近も、思ったことはその場でパッと出すトレーニングをしているところ。決してうまくはないけれど、20代、30代よりはできるようになったんじゃないかなと思います」

育児休暇とステイホーム期間が重なり、家で過ごす時間が長くなったことで、人生を見直すきっかけになったとも。

「実は2度の出産で仕事を離れることには不安がありました。特に長男のときは、私の代わりはいくらでもいると思っていて、怖くてたまらなかった。少しでも早く仕事に復帰して、多くの現場をこなさなきゃと必死でした。でも今回、たっぷり時間があって家族と向き合って、自分の人生をもう少し大事にしてもいいんじゃないかなと思えました。これまでもおろそかにしてきたわけではないけれど、子どもとゆっくり向き合ったり、毎日の献立をのんびり考えたり。わが家ではカセットコンロがよく登場するのですが、家族の中で長男が作ったたこ焼きが一番おいしかった!という発見があったり。40代も仕事という軸は持ちながら、家族との時間を楽しんでいきたいですね」