1 :2020/09/25(金) 21:09:39.58 ID:xaHyazsz0●.net
地場ワイン売れないのは「まずいから」発言の町議に辞職勧告 専門家は勧告を疑問視、広島県世羅町
世羅町議会(定数14)は24日の本会議で、町内のせらワイナリーのワインを「まずい」と発言した町議への辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。
専門家は「発言だけで辞職勧告を決議するのは、議員の身分を軽く考えすぎではないか」と疑問視している。
町議の発言は、9日の本会議でワイナリーを運営する町の第三セクター「セラアグリパーク」の決算報告の質疑であった。
ワインの売り上げが伸び悩んでいる理由について、町議が「ワインがまずいから」と述べた。
この発言に反発し、原料ブドウの生産者たち5団体が相次いで撤回と謝罪を求める文書を議会に提出。町議は、24日の本会議で
「不用意な発言で生産農家たちに憤りを感じさせた」と陳謝し、発言を取り消した。
しかし町議6人が「生産者の意欲を損ない、地場産業の振興に影響を与える」とし、決議案を提出した。議長と発言した町議を除く12人で採決し、
賛成8、反対4で可決した。
町議会事務局によると、2016年10月からの今任期で、別の町議の会員制交流サイト(SNS)の投稿などを巡り既に3回の辞職勧告が出ている。
相次ぐ背景には、議会内の対立やしこりもあるとみられる。
地方議会に詳しい環太平洋大の林紀行教授は「他の手法で本人に反省させ、再発防止を図ることが議会に求められる役割ではないか」と指摘している。