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【お住まい】怒りすら覚える・・・。タワーマンションが「欠点だらけ」と気づく人

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1 :2020/09/12(土) 15:33:13.01 ID:qDd7hscO9.net

https://news.yahoo.co.jp/articles/e5fca3b9a6ddf29c85298ecb09a9d86aaed2a68f

高層タワーマンションに憧れる人は少なくありません。しかし、ステータスに囚われてしまったあまりに、
人生最大の買い物で「損」をしてしまわないよう、事前の情報収集は必須といえます。
本記事は、鈴木雄二氏の『本物マンション購入計画』から一部抜粋、再編集したものです。

超高層マンションは本当に憧れるべきものなのか

超高層のタワーマンションには都会的で快適というイメージがあります。広告などでは「レインボーブリッジを見下ろす
超高層マンション」などといった言葉も見かけますが、超高層での暮らしは本当に憧れに足る、快適なものでしょうか。

最初に結論を申し上げておくと、生活や子育て、費用の問題から見て超高層マンションにはまだ解決されていない
問題が山積みしています。そうした未解決の問題を抱えたまま超高層マンションを作り続けるのはどういうことなのか。
以下、簡単に問題を取り上げてみましょう。

●子育てには不向きな超高層マンション

まずは生活そのものから考えてみましょう。住まいが高層階にある場合、確かに見晴らしはいいはずです。
でも我が家の玄関からエントランスまでの移動時間はかかります。通勤や通学はもちろん、ゴミ出しや新聞を取りに行くのも億劫です。

また、エレベータの台数が少なければ待ち時間も必要で、外出は面倒と思うようになる人もいるようです。
最近は高速のエレベータが増え、乗っている時間自体は短縮されていますが、通勤、通学の時間帯に乗りたい人が集中し、
なかなかエントランスまでたどり着けないという話もあります。

「高層マンション症候群(白石拓著・祥伝社新書)」は東京大学医学部母子保健学教室の織田正昭氏らの調査を紹介していますが、
それによると、14〜29階に住む母親の2人にひとり以上、56.2%もの人がエレベータの利用に不安を感じていると言います。
母親が外出しないとなれば、小さな子は当然、外出の機会も減ります。

同書では奈良女子大学のグループによる研究で、15〜31階に住む母親の2人にひとりは「子どもだけでは遊びに行かせない」
と答えていることも紹介しています。14階以下に住む母親の場合は10人にひとりだけが遊びに行かせないとしている結果に比べると、
高層階の母親は子どもだけの外出、外遊びに強い不安を抱いていると理解できます。エレベータ利用への不安に加え、
高層階からでは子どもに目が届かないということも理由のひとつと考えられます。

母子ともに外出が少なくなると、問題になるのが母子密着です。子どもに愛情を注ぐことは大事ですが、それが過ぎると過保護となり、
親離れ、子離れが遅れます。この点でも前出の織田氏は他の調査で14〜29階の母子の密着度がそれ以下の階数の母子に比べて
1.5倍近くも高いとしています。

さらに、外で友達と遊ばず体を動かさずに育つとなると、健康や社会性の問題も気になるところです。そう考えると子育てファミリーは、
超高層マンションを選ぶのに慎重でなければなりません。

●超高層マンションでは大規模修繕に莫大な費用がかかる

次に維持管理面を考えてみましょう。たとえば大規模修繕。地上45m(15階相当)までの建物であれば、地面から組み上げる
普通の足場が使えるのですが、それ以上の超高層マンションではそうした足場が使えません。

そのため、ゴンドラを吊して作業をするなど、いわゆる特殊足場を使うことになります。この特殊足場は作業できる会社が限られるため、
コスト競争力が及ばず、残念ながら工事費が割高になってしまうようです。

一般的には架設工事費(足場を組むための費用等)が大規模修繕全体のコストに占める割合は10%前後です。
これが超高層マンションになると30〜40%にも及ぶと言われています。つまり、超高層という高さが、大規模修繕工事を行うための
予備工事代金の増加という、言わば実質的修繕工事以外の余分な出費を多くする原因を作ります。

※以下、全文はソースで