1 :2020/09/11(金) 10:27:57.20 ID:CAP_USER9.net
2度の4大大会優勝を誇る世界9位の大坂なおみ(22=日清食品)が、3度目の女王に王手をかけた。同41位のジェニファー・ブレイディ(米国)に7−6、3−6、6−3で勝ち、18年優勝以来の2年ぶりの決勝進出だ。決勝では、同8位のS・ウィリアムズ(米国)−同27位のアザレンカ(ベラルーシ)の勝者と、日本時間13日午前5時以降に対戦する。
ついに大坂が、世界最高峰の決勝の舞台へ戻ってきた。それも新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、無観客という歴史に残る舞台に「大坂なおみ」という名を3度、刻むことになる。
ブレイディとは過去1勝1敗。相手は今大会、5試合すべてをストレート勝ち。サーブも速くエースも多い。フォアの決定打もパワフルで、大坂と似たタイプだが、その攻撃を大坂はがっしりと受け止めた。前哨戦から見せている新しいスタイルの攻守がかみ合ったテニスで、ブレイディを突き放した。
この準決勝は特に勝ちたかったに違いない。フィセッテ・コーチも「新たなモチベーションになっている」と認めているのが、今回、毎試合でつけている人種差別への抗議マスクだ。1枚1枚に、被害に遭った異なった黒人の名前がプリントされ、1回戦後に「決勝に行くため、7枚用意している」と話していた。この決勝進出で、その7枚すべてを世界に向けコンプリートできる。
この勝利で14日に発表される最新世界ランキングでもトップ5への復帰が確定だ。優勝すれば3位が確定だ。4大大会優勝まで残り1勝。そして世界ランキングでの女王復冠も、そう遠くない日だ。
9/11(金) 10:24
日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/bde65ef508759b23e4837ceb450796f58690a901