1 :2020/09/05(土) 17:05:24 ID:t9mMcJB89.net
気象庁と国土交通省は5日午後、接近する台風10号について合同で記者会見し、
国交省の高村裕平河川環境課長は「九州では国管理の大河川を含め、多くの河川で大雨による氾濫の危険性が高まっている」と話した。
国交省の高村裕平河川環境課長は「九州では国管理の大河川を含め、多くの河川で大雨による氾濫の危険性が高まっている」と話した。
河川が増水した時には、暴風で移動できない事態も考えられ、「早いうちに避難場所・経路を把握し、身の安全を確保してほしい」と呼び掛けた。
7月の豪雨で氾濫した熊本県の球磨川のほか、鹿児島県の川内川、宮崎県の大淀川などでは、河川整備で100年に1回の大雨を想定した雨量を超える恐れがある。
高村課長は「豪雨の被災地では道路などが寸断されたままで、避難に時間がかかることも考えられる」と指摘した。
気象庁の中本能久予報課長は大雨に加え、「猛烈な風が吹き、記録的な高潮が起きる恐れがある」と説明した。
高潮は沿岸の海面が気圧の低下で持ち上がり、さらに海水が風で海岸や港湾に吹き寄せられる現象。
特に満潮時が危険で、沿岸部の浸水が長く続く。1959年の伊勢湾台風では愛知・三重両県の伊勢湾で高潮が発生し、多数の死者が出た。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090500421&g=eco