1 :2020/09/05(土) 05:34:48.97 ID:CAP_USER9.net
日刊スポーツ
ショットを放つ大坂(AP)
<テニス・全米オープン>◇4日(日本時間5日)◇男女シングルス3回戦
2度の4大大会優勝を誇る世界ランキング9位の大坂なおみ(22=日清食品)が、3年連続で16強入りだ。
【写真】第2セットを落としラケットを投げる大坂なおみ
14歳で全豪ジュニアを制した天才少女、同137位のマルタ・コスチュク(18=ウクライナ)に6−3、6−7、6−2で勝ち、4回戦では同21位のコンタベイト(エストニア)−同37位のリネッテ(ポーランド)の勝者と対戦する。
大坂は、コスチュクと対戦がなく、18歳と年下ということもあり「ほとんど知らない」と話していた。しかし、その早熟な才能のうわさは入っていたようで「徹底的にリサーチしたい」と、情報戦を意識していた。
第2セットを落とした際はラケットを投げる場面もあったが、その後はしっかりと若い選手に対峙(たいじ)。大坂も22歳と十分に若いが、2度の4大大会優勝の経験と実力の差を見せた。
決勝に進めば7試合をこなすことになる。今大会は人種差別に抗議するマスクを7枚用意。7枚すべてに違った名前がプリントされており、3戦目の入場時につけていたものには、アマード・アーベリーさんの名があった。
複数の米メディアによると、2月にジョージア州でジョギング中に撃たれ、25歳の若さで亡くなった黒人男性。
一連の抗議行動に、「(マスクは)7枚でも少ないが、全部、見せたい」と口にしている。その意味でも、意味ある勝利となった。
昨年は、次の4回戦でベンチッチに敗れただけに、まずは4回戦突破が1つのポイントか。
4回戦さえ勝ち上がれば、過去の4大大会はすべて優勝という吉兆データもある。一気に勢いに乗りたい。
◆大坂、過去の4大大会全成績
15年ウィン 予選1回戦
15年全米 予選2回戦
16年全豪 3回戦(予選勝者)
16年全仏 3回戦
16年ウィン 欠場
16年全米 3回戦
17年全豪 2回戦
17年全仏 1回戦
17年ウィン 3回戦
17年全米 3回戦
18年全豪 4回戦
18年全仏<21> 3回戦
18年ウィン<18> 3回戦
18年全米<20> 優勝
19年全豪<4> 優勝
19年全仏<1> 3回戦
19年ウィン<2> 1回戦
19年全米<1> 4回戦
20年全豪<3> 3回戦
※ウィンはウィンブルドン。カッコ内の数字はシード順
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d9a78b07c6dc582a7cb88538315556a54908ed