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【国際手配】「コロナで仕事も金もなくなった。日本に帰りたい」…17年前の殺害事件、南アで潜伏の男(46)が大使館に出頭・帰国・逮捕

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1 :2020/09/04(金) 08:47:36 ID:53AacoZv9.net

 東京都奥多摩町で2003年、拉致された男性の切断遺体が見つかった事件で、南アフリカに潜伏していた男(46)(殺人容疑などで国際手配)が3日夕に帰国し、警視庁は逮捕監禁容疑で逮捕した。今後、殺人と死体損壊・遺棄容疑でも調べる。

 新型コロナウイルスの感染拡大後、国際手配中の日本人が帰国するのは初めて。63万人超が感染している南アは3月末にロックダウン(都市封鎖)を始め、国際線の発着を原則禁じている。警察当局は外務省と協議し、男を南アから各国への帰還者向け特別臨時便に搭乗させたという。

 捜査関係者によると、帰国したのは紙谷惣そう容疑者。03年9月17日、仲間と共謀し、千葉県市川市の駐車場で元飲食店員の古川こがわ信也さん(当時26歳)と別の男性を車で拉致して、埼玉県戸田市のマンションなどに監禁した疑い。

 紙谷容疑者は2日後、山梨県丹波山村のキャンプ場で古川さんの首を絞めて殺害し、遺体を切断して山梨県や奥多摩町の山中に捨てたとして、殺人と死体遺棄などの容疑で国際手配されていた。

 事件後、仲間と南アに逃亡していたが、先月21日、南アの首都プレトリアの日本大使館に「指名手配されている紙谷だ」と名乗って出頭し、指紋で本人と確認された。約17年間の逃亡を終えた理由について、「コロナで仕事も金もなくなった。日本に帰りたい」と話したという。

2020/09/04 04:27
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200904-OYT1T50133/