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【コロナの影響】助けてくれる人がいない いつもと違う夏

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1 :2020/08/13(木) 03:36:01 ID:Uoxb2/9D9.net

はじめは「海には入らない」という約束でした。新型コロナウイルスの影響で外に出かけることもなかなかできないことしの夏休み。エネルギーが有り余っている子どもたちが「海の生き物が見たい」と言うので三密を避け、あまり人がいない海岸に散歩に出かけたのです。(ネットワーク報道部記者 大窪奈緒子・斉藤直哉・國仲真一郎)

軽い散歩の気持ちで…

子どもたちは、最初は波打ち際でおとなしく遊んでいました。しかし、波消しブロックの隙間でかにを見つけると大喜び。捕まえ始めました。

ふと周りを見渡すと、遊泳禁止の区域にもかかわらず海に入って遊んでいる人がいました。「ぼくたちも海に入りたい」そう言うと、子どもたちは止めるのも聞かずずんずんと海の中に入っていったのです。

ひざの辺りまで水につかり波に押されて転んだりする子どもたちを目の当たりにして、一気に血の気が引きました。

下の子を抱いていた私は追いかけることができません。

「戻りなさい!」「すぐに引き返しなさい!」大声で叫びましたが波の音でかき消されてしまいます。

岸からの距離は10メートル以上あったでしょうか。私の叫び声はどなり声へと変わりました。

それでも久しぶりの外遊びが楽しくてしょうがない子どもたちの耳には届きません。

近くにいた夫に「助けに行って!」と声をかけようやく連れ戻すことができました。自然のおそろしさを実感したとともに、軽装備で特段の準備もせずに海に子どもを連れて来てしまった心構えのなさを大いに反省した出来事でした。
海開きしない海岸が危険な理由
新型コロナウイルスの影響で海開きしない海岸が多いことしの夏。監視態勢が手薄なため例年よりも危険性が高まっているという指摘もあります。

日本ライフセービング協会によりますと、監視活動に協力している全国の209の海水浴場のうち、7月末の時点で6割近い122の海水浴場が海開きしておらずこのうち107か所ではライフセーバーによる監視活動が行われていません。

こうした場所では救護所がなかったり海中で安全が確認されている「遊泳エリア」の区切りがなく、危険な場所がどこかわかりづらくなっている場合もあるのです。

全文はソース元にて
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200812/amp/k10012564551000.html