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セルジオ越後、ブラジルのサッカーが強い理由は「移民のライバル意識と奴隷制度」

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1 :2020/08/11(火) 18:23:40.52 ID:CAP_USER9.net

8/11(火) 18:18
テレビ東京スポーツ

セルジオ越後、ブラジルのサッカーが強い理由は「移民のライバル意識と奴隷制度」
セルジオ越後
セルジオ越後のサッカー解説シリーズ!

今回のテーマは「なぜブラジルは強いのか」

セルジオ越後が考える強さの理由とは?

【動画】セルジオ越後、久保建英は「結果を残せなかったのでスペインでもう1回力を磨け!」
セルジオ越後コメント
セルジオ越後、ブラジルのサッカーが強い理由は「移民のライバル意識と奴隷制度」
テレビ東京/追跡LIVE!SPORTSウォッチャー
まず一つは、ブラジルは世界中から移民が集まった国だからです。

ブラジルの文化は、それぞれの国の文化が混ざってできています。特にヨーロッパの文化が主流ですが、サッカーそのものがヨーロッパの人々と一緒にブラジルに来ました。

例えばポルトガルから来た移民はポルトガル中心のサッカーチームをサンパウロやリオで作ったり、イタリア系の移民はパルメイラス、イギリス系の移民はコリンチャスというチームを作ったりしました。

それくらいサッカーが好きな国々が集まったら、大会が開催されれば当然ライバル意識で盛り上がっていきますよね。ブラジルのサッカーの歴史は、そういう文化が元となってできています。

さらに、ブラジルには奴隷制度がありました。その中で高い身体能力を持った人々が多くいたことがスポーツに大きく影響していました。

こういった背景から、ブラジルは世界中から民族が集まった国ですから、いわば「世界選抜」のようなものなので、強いのではないかと思います。
セルジオ越後、ブラジルのサッカーが強い理由は「移民のライバル意識と奴隷制度」
テレビ東京/追跡LIVE!SPORTSウォッチャー
ただ、ブラジル人全員がサッカーが好きなわけではないです。全然サッカーをやらない、興味がない人もいると思います。僕の子供の頃は、サッカーばかりをしたわけではなかったです。

その中で、ブラジルでサッカーが盛んになった環境的な要因の一つとしては、することがなかったということが挙げられると思います。

最近は、子供たちが集まってテレビやゲームなどで遊ぶことがありますが、当時は何もなくサッカーをやるしかありませんでした。体を使って遊ぶことが主流だったので遊びでサッカーをしました。

また街には体育館やプールなどの設備も整っていないので、費用が一番安くできるスポーツがサッカーということでした。そのようなことが、ブラジルの文化にサッカーが根付いた大きな要因ではないかと思います。
セルジオ越後、ブラジルのサッカーが強い理由は「移民のライバル意識と奴隷制度」
テレビ東京/追跡LIVE!SPORTSウォッチャー
実はサッカーを盛んにしたものとして「ラジオ」もあります。

ラジオは目で見えないから想像をさせます。優秀なアナウンサーが喋ると、悪い試合が一つもなくて全部がスリルのある試合になってしまいました。例えば、5メートルシュートが外れても「クロスバーをかすめていった!」とか、随分と誇張された実況が聴こえてきて、想像力を働かされてみんながサッカーに釘付けになっていきました。

アナウンサーの実況が上手くて聴いている人々はみんなピッチへ連れていってもらっている感覚でした。単純に試合展開を伝えるだけでなく、ラジオは想像させるような演出ができる、そのようなところが大きく影響したのではないかと思います。

全文はソースで確認してくれ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200811-00010003-tvtokyos-socc