1 :2020/08/11(火) 08:24:29 ID:RprZjkTu9.net
新たに判明したのはサッカー部と野球部の男子生徒各1名と、サッカー部の自宅通学者の同居者1名。サッカー部の生徒は寮生で、野球部の生徒は自宅通学生。野球部の生徒の感染判明は初めてで、サッカー部の生徒との関わりは現時点では不明という。
松江市は10日までに生徒・教職員合わせて234名のPCR検査を実施しており、残る生徒96名の検査を早急に行い、感染拡大の防止を図る考えだ。厚生労働省のクラスター対策班が早ければ11日にも同校の調査に入る予定。
10日深夜には立正大淞南高の北村直樹校長らが記者会見し、「大きな集団感染を起こし、松江市民の皆様、なにより生徒の諸君と保護者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけする事態を招き、深くおわびします」と陳謝した。「一日も早い健康回復と感染拡大の防止に向け、保健所の皆様など専門家のご指導のもとに、学校においても対策本部を立ち上げて努力していきたい」と話した。
同校によると寮は2人1部屋で、食堂での食事や風呂は分散するように指導していたという。ただ「寮は生徒にとって生活の場。密にならないようにといっても、難しい面もあった」(上川慎二教頭)としている。
またサッカー部は7月23〜25日に大阪府、8月3〜4日は鳥取県、4〜7日まで香川県に練習試合のために遠征。参加したのはそれぞれ部員のうち20〜25名程度で、移動手段には学校のマイクロバスを使用。大阪では1泊したものの、鳥取、香川両県は日帰りで往復したとしている。
検温については県外遠征した生徒は、戻ってから1週間の検温を義務付けていたが、体温計の不足により、その他の生徒は計ったり、計らなかったりで、必ずしも毎日の検温をしていなかったという。
上川教頭は「感染対策で不足していたところを専門家の意見を聞いて洗い出し、一つ一つ積み上げて、今後は感染防止に努めたい」と話した。
2020年8月11日 2:06 日経新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO62496530R10C20A8LC0000?s=4