1 :2020/07/29(水) 13:47:32 ID:h/ui+JyD9.net
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吉村知事が8月1日から新たな「大阪モデル」を加える。20日間限定の「5人以上の飲み会自粛」。政府は大人数の飲み会などを控えることを求めているが、大阪は独自に「5人以上」と1歩踏み込んだ。
「陽性者の状況として、夜の街だけではなく、若い人たちの行動で広がっているとの報告がある。大人数での飲み会、コンパ、この行動パターンをなんとか変えていかなければいけない」
府内では今月22日に初めて感染者が100人を超え24日には149人、この日は過去最多となる155人が確認された。30代以下が約7割、「夜の街」関連の感染者が約3割に上っているとの分析もある。この現状を踏まえ、吉村知事は「5人以上の飲み会、宴会、コンパは控えていただきたい。我慢していただきたい」と府民に呼び掛けた。
ただ「5人」に科学的根拠はない。かつての自らの経験として「4人以内は身近な人だが、5人以上は大宴会だった」と語り、決断する1つの“根拠”とした。
「5人」は利用者、飲食店に波紋を呼びそうだ。例えば、飲食店を予約するとき、4人と4人に分けて席を離し、予約するなら大丈夫? 吉村知事は「OKですとは言えないですね。それは同じグループの8人。ぼくもそこまで見張ることはできない」と苦笑いした。違反した場合は「罰則などはありません。なんとか5人以上の趣旨をくみとってほしい。あくまでもお願いです」。家族の集まりは対象外とした。
「5人」は突っ込みどころ満載だが、吉村知事は「大勢」について「あいまいにごまかし続けることはできるが、明確な基準を示すのが政治の役割」と力強く語った。会議に出席した大阪大大学院の朝野和典教授(感染制御学)は「5人」について「行動変容のきっかけをつくる効果がある」と期待を寄せた。 【松浦隆司】
[2020年7月28日22時15分] 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202007280001041.html