1 :2020/07/29(水) 07:28:27.46 ID:8VIm/tKc0.net
働き手にとって問題のある会社を「ブラック企業」と呼ぶことに、異論が出ています。悪質な職場を分かりやすく共有・追及する上で役割を果たしてきた言葉ですが、黒人(Black)などから不快に受け止める声が上がっており、意図はなくても差別を助長しかねないとの指摘も出ています。
日本在住の黒人「悲しい」
米ニューヨークから2004年に日本に移住したアフリカ系米国人の作家バイエ・マクニールさん(54)は、08〜09年ごろ、「ブラック企業」という言葉を初めて聞いた。
「最初は意味がわからなかった」。英語で「ブラックビジネス」といえば、黒人社会のために黒人などが営む事業を表す。
しかし日本では、長時間労働や賃金未払い、ハラスメントなどで働き手を追い込む「違法で悪質な企業」を指す言葉に「ブラック」が冠されていると知り、悲嘆した。
その後も相次ぐ過労自殺などで労働問題への注目が高まるなか、「ブラック企業」という言葉を耳にする機会は年々増えていき、逆に良い会社を「ホワイト企業」と呼ぶ動きも出てきた。
こうした「黒=悪」「白=善」というイメージの新しい造語が広がることに、マクニールさんら日本在住の黒人などで作るフェイスブックのグループでも、疑問の声が上がっているという。
マクニールさんは言う。
「ブラックという言葉は、黒人差別に使われてきた経緯もある。もちろん英語にも『ブラックリスト』などの否定的な表現はあり、だからこそ私たちは言葉のイメージを変えようと努力しているのに、日本では逆の状況が起きて悲しい。
日本人以外は日本語を解さない、と思われている表れかもしれない」
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朝日新聞 2020年7月29日 6時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN7X31M3N7QULFA03Q.html?iref=comtop_latestnews_02