1 :2020/07/22(水) 14:41:49.93 ID:aq5iafpr0●.net
東日本大震災による福島第一原発の事故から9年あまり。稼働できなくなった原発の廃炉は決定したものの、
かかる時間は最長で40年と言われており、融け落ちた核燃料は今も高い熱を出し続けているため、日々水を注入して冷却している。
こうして毎日170トンほど生まれるのが、原子炉内部に残っている燃料デブリの冷却などで高濃度の放射性物資を含んでしまった状態の水、「汚染水」だ。
そして、「汚染水」から、除去の難しいトリチウム以外の大部分の放射性物質を除去した状態の水、「処理水」が、福島第一原発の敷地内にある約1000基の貯蔵タンクに保管されている。
この「処理水」137万トンについては、2022年夏ごろに再浄化、さらに海水で薄めて国の排出基準の40分の1程度にし、30年〜40年程度かけて海洋へ放出するというのが、3月に東京電力が公表した処理案だ。
しかし、この「処理水」、さらに再浄化した「処理水」のことも「汚染水」と呼び、海洋放出に反対している人たちもいるのが実情だ。
(略)
震災以降、福島を何度も訪れているカンニング竹山は「僕は福島第一原発にも2回、入らせてもらって考えてきた。僕も基本的には海洋放出するしかないと考えている。
水は溜まり続けるので、いずれは置き場所にも限界が来る。今はALPSの性能も向上しているし、言い方も“処理水”で間違っていないと思う」とコメント。
「海外で放出されている場所でも、魚たちは問題無く生きている。やはりタンクを減らして、福島を復興させていく方がいいと思う。
問題は風評だ。誤解や、感情論もある。原発推進・原発反対という考えもある。知ろうとしない人もいっぱいいるし、興味のない人もいっぱいいる。
そこはメディアも含め、丁寧に説明していかなければならない」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)