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【SNS】TikTokが香港からやむなく事業撤退、アメリカ政府もTikTokの禁止を検討

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1 :2020/07/08(水) 11:23:31 ID:EtP74Yes9.net

ショートムービー共有SNSのTikTokが、中国で香港特別行政区国家安全維持法(国家安全維持法)が施行されたことに伴い、香港市場からの撤退を決定しました。そして、ほぼ同時にアメリカ政府もTikTokを含めた中国製アプリの禁止を検討していると報じられています。

TikTok to cease operation in Hong Kong | ZDNet
https://www.zdnet.com/article/tiktok-to-cease-operation-in-hong-kong/

IT系ニュースメディアのZDNetは、TikTokの広報担当者が「最近の情勢を踏まえ、香港でのTikTokアプリの運用を停止することを決定しました」と語ったと報じています。

TikTokは中国企業のByteDanceによって運営されていますが、中国本土からはアクセス不可能となっており、代わりに抖音(Douyin)という別サービスが提供されています。ただし、香港ではTikTokが小規模に展開されており、アクセスも可能となっていました。

しかし、海外とのやり取りが可能になるTikTokは、2020年6月30日に成立して即施行された国家安全維持法に抵触する恐れがありました。国家安全維持法には「国家からの離脱、転覆、組織化、テロ活動の実行、および外国との共謀」が犯罪として明記されており、この罪に問われた者は最悪の場合、終身刑に処されます。

この国家安全維持法に対して、海外企業であるGoogleやFacebook、Twitterは反発する姿勢を見せています。しかし、中国企業が運営するTikTokは政府への反発が不可能であり、結果として香港からの事業撤退を余儀なくされたというわけです。

さらに、TikTokは香港だけではなく、アメリカからも事業撤退を迫られる可能性があります。アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は「TikTokは、ユーザーの個人情報を中国共産党の手に渡す可能性があり、使用には注意を払うべきです」「トランプ政権はTikTokへのユーザーのアクセスを制限することを検討しています」と語りました。
https://gigazine.net/news/20200708-tiktok-banned-hongkong-us/