1 :2020/07/04(土) 10:38:44.31 ID:8bXZhSbT0●.net
中国「三峡ダム」決壊危機! 記録的豪雨で被災者1200万人 一時的に警戒水位突破も
中国南西部などで記録的な豪雨が続き、被災者は1200万人を超えている。長江流域の湖北省にある世界最大級の水力発電ダム「三峡ダム」の水位が一時、警戒水位を上回る事態となった。
中国の通信社「中国新聞社」などによると、28日までに広東省、湖南省、江西省、重慶市など13省(自治区・直轄市)に及んで、1216万人が被災した。直接的な経済損失は257億元(約3890億円)だという。
長江上流の重慶市では22日、河川が氾濫して土砂が住居や店舗に入り込むなどし、約72万9000人が避難。四川省カンゼ・チベット族自治州では13カ所で土石流が発生し、発電所が崩壊した。
一部メディアが「約80年ぶりの洪水」と報じるなか、警戒されているのが三峡ダムだ。
三峡ダムは1993年1月に着工、2009年に竣工(しゅんこう)した。堤高185メートルで、貯水池容量は393億立方メートル、年間流出量は4510億立方メートルと、日本全土の河川流出量に相当する。
今回の豪雨で一時的に水位が147メートルとなり、警戒水位を約2メートル上回った。一部メディアは長江沿いの6億人がダム決壊の危機に直面していると伝えた。
関東学院大学名誉教授(河川工学)の宮村忠氏は「情報が少ないため一般論にはなるが、警戒水位を上回るということは、貯水をやめたり、入ってくる水をそのまま下流に流したりという対応に入る段階だ」と解説する。
昨年7月には、専門家の間でダムが変形しているとの指摘もあった。SNSには09年と18年の衛星写真を比較し、変形しているようにも見える動画や画像が投稿されている。
前出の宮村氏は「ダムはコンクリートでできているため、夏になれば膨張したり、水圧で変形することはある。ただ、いずれもミリ単位で計測しているため、目に見えるものではない。見た目で分かるほどの変形なら、すでにダムは崩壊しているはずだ」と疑問を呈した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1559c1ef7186a13b2f40a39844507cb3a09262b8