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2020/6/23 00:00 (JST)
世界のスーパーコンピューターの性能を比べる専門家のプロジェクト「TOP500」は22日、最新の計算速度ランキングを発表し、理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)の新型機「富岳」が世界一に輝いた。計算速度は毎秒41京5530兆回で前回王者の米国のスパコンを大きく引き離した。日本勢の1位は昨年に運用を終えた理研の「京」が2011年に達成して以来9年ぶり。理研によると、富岳はその他3部門でも1位となり世界初の“4冠”達成となった。
その他3部門は、産業利用でよく用いる計算手法の性能、人工知能の分野で使う計算の性能、ビッグデータ解析の指標となる解析性能。