1 :2020/06/16(火) 14:55:54.08 ID:xx/eiICC9.net
土地は預貯金や株式などに比べて有利な資産とは思わない―。政府は16日の閣議で2020年版の土地白書を決定し、こんな意識が強くなったことを示すデータを紹介した。国土交通省が19年度、3000人を対象に行った調査で、土地を有利な資産と考えない人の割合が過去最高の45.3%(前年度比5.9ポイント増)に達した。
国交省の担当者は、人口減少で遠隔地に住む親族から土地を相続するケースが増えていることを踏まえ、「土地の維持や管理を負担に感じる傾向が強まっていることが一因にあるのではないか」とみている。
調査は、土地に関する意識を探るため、国交省が1993年度から毎年実施。19年度調査では「土地は預貯金や株式などに比べて有利な資産か」の問いに対し、45.3%が「そうは思わない」と答え、「そう思う」の27.1%を大きく引き離した。
今回は新たに土地所有の意向についても尋ね、32.5%が「所有したくない」と回答した。理由で最も多かったのは「所有するだけで費用や手間がかかるから」(30.0%)で、「使い道がないから」(25.1%)「取得費用がかかるから」(16.3%)などが続いた。
時事通信 2020年06月16日13時17分
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020061600390&g=eco