1 :2020/06/15(月) 15:30:30.59 ID:iNk/p1gv9.net
2020/06/15 8:10
https://toyokeizai.net/articles/-/355556
※一部抜粋、全文はリンク先へ
※見出しのみは全て略
「中国企業はコピーが上手い」
昔から言われてきたことだが、はっきり言って、この指摘は的を射ている。中国企業は、アメリカや日本の魅力的なビジネスをコピーして取り入れ、
自らの成長に利用してきた。しかし、だからといって「中国はズルい」「評価に値しない」と言うのは的外れだ。
■「パクる」ことは簡単なことではない
■学生ベンチャーだって「容赦なくパクる」
■「パクる」ことこそビジネスの王道
■「成功する中国企業」と「衰退する日本企業」の差
■「成功者のコピー」は当たり前のこと
■マネの放棄=学びの放棄だ
■「日本のメーカー」もパクって成長してきた
中国と対照的に、日本は総じてベンチマーキング・スキルが低い。
しかし、第二次世界大戦後の大昔にさかのぼれば、多くの日本メーカーが、このスキルを発揮することで飛躍を遂げてきた。
自動車や家電製品など、欧米の進んだプロダクトを取り寄せては分解し、構造を学び、まずはコピーした。
そして、特長を見つけたら、さっそく自社のプロダクトに取り入れ、少しの差別化を加えて新商品としてリリースしていった。
日本が誇った「メイド・イン・ジャパン」の背景には、ベンチマーキングが確実に存在していたはずだ。
それがいつからか、オリジナル信仰を持つように変わってしまった。
「もう学ぶことはない」とおごり、他社に学ばず、他国に学ばず、自社流・自国流に固執するようになった。
気づけば、平成の失われた30年間にわたって、日本企業からイノベーションは生み出されなくなり、停滞を続けている。
自らベンチマーキングを放棄しているにもかかわらず、昔の自分たちと同じように、
中国がベンチマーキングから価値を生み出していく様子に、うしろ指を指しているのが日本の現状だ。
古典的に言われているように、イノベーションとは「New Combinations(新たな組み合わせ)」である。
イノベーションを生み出すためには、「新たな組み合わせ」に使える多種多様なパーツを用意しておく必要がある。
だからこそ、自社ビジネスや同業ライバル企業のビジネスの分析はもちろんのこと、
他業種、他国のビジネスにまでアンテナを張っておき、優れたビジネスの特長をパーツとして頭の引き出しに入れておくことが重要となる。
日本で新たなイノベーションを生み出すためにも、「学ぶは、真似る」を思い出し、まずはベンチマーキングの習慣づけから始めたほうがいいだろう。
前スレ
「パクりまくる中国」に日本が勝てない深い事情:「成功する中国企業」と「衰退する日本企業」の差、マネの放棄は「学びの放棄」と同意義★3
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