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小林武史「『innocent world』の詩でまったく違う次元に行った」Mr.Children桜井和寿が“覚醒”した瞬間を語る

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1 :2020/06/13(土) 22:46:02.05 ID:ZRcfbu369.net

小林武史「『innocent world』の詩でまったく違う次元に行った」Mr.Children桜井和寿が“覚醒”した瞬間を語る
2020-06-12 (金) 20:30
https://tfm-plus.gsj.mobi/news/CjWVa04Qzd.html?showContents=detail

(左から)高須光聖、小林武史さん

放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。6月7日(日)の放送では、音楽プロデューサー・小林武史さんが登場しました。

◆CMソングで有名な「思いきりアメリカン」を作曲

(中略)

◆桑田佳祐は“1人ビートルズ”のような人

小林:アレンジャーデビューをしたら、評判がよくて勢いがついていったんです。

高須:いろんな方から声がかかりましたよね。

小林:そうですね。そして、桑田佳祐さんと仕事をすることにも繋がりました。

高須:すごいですよね。最初の出会いはどんな感じだったのですか?

小林:「ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)」のような、ちょっとテクノ的な曲を作っていた藤井丈司さんという方がいるのですが、YMOと関わりがある人だったんです。桑田さんと関わる前に、いわゆるYMOフォロワーの人たちと2年間ぐらい仕事をしていました。

そうした経験を積んだわけですが、桑田さんはちょっとジャンルが違ったんですね。反骨精神やキング・オブ・ポップの要素を持った“1人ビートルズ”と言いますか。そこにプラスして、日本的なおふざけが入っている(笑)。先に走っている人にはいなかったミュージシャンなんですよ。

高須:そういった要素をわかり合いながら、曲を作っていくのは心地いいでしょうね。

小林:“桑田さんが何に納得するのか”を考えることが、とても面白かったです。

◆Mr.Childrenの転換期

高須:桑田佳祐さんと仕事をされてから、Mr.Childrenの桜井和寿さんと出会われたんですよね。桜井さんは、当時どんな雰囲気の方でしたか?

小林:桑田さんは、日本のポップシーンのなかに出てきた“突然変異”のような存在でしたね。一方で、僕と出会ったときの桜井は、将来を嘱望されるとは程遠い、やたらニコニコ笑う人でした(笑)。いまいち何を考えているのかわからない部分もあったけれど、“素直でいいお兄ちゃん”って感じでしたね。

高須:「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」(フジテレビ系列)に桜井さんが初登場したときもニコニコしていました。ダウンタウンがキツいことを言っても受け流していましたし、帰るときもスタッフにすごく礼儀正しかったです。

小林:当時、僕はMr.Childrenがどんな方向性のバンドに行けばいいのか、定まりきらなかったんです。JUN SKY WALKER(S)みたいな勢いや、ユニコーンみたいな自由奔放さがなかったんですよね。あの頃は、ビジュアルなどを考えてくれていたクリエイティブディレクターの信藤三雄さんに相談していました。その結果、自分たちでセルフメイクをして変化していく形となりましたね。

高須:なるほど。たしかにMr.Childrenって変化を重ねていますもんね。

小林:4枚目のシングル「CROSS ROAD」の詩と5枚目シングルの「innocent world」の詩を比べてみると、“まったく違う次元に行った”っていうのがわかると思うんですよ。

当時、桜井と「innocent world」の歌詞を作るときに、僕が「個人的な思いをもっと出さないと」って言ったんです。そうしたら、桜井に「自分の思いを出したらダメだと思っていました」と言われたんですね。そして次の日、「いい歌詞が書けたと思います。できればこの歌詞は変えたくないです」と言ってきました。そこから、1人歩きをはじめていったんですね。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

(TOKYO FM「空想メディア」2020年6月7日(日)放送より)