1 :2020/05/31(日) 10:20:07 ID:wwf5+pZ19.net
26日「うたコン」(NHK)でもひばりは大活躍。「歌姫の名曲集」で「真実一路」、リクエストでも「ビッグショー」で力強く歌う「柔」の映像が流れ、大阪桐蔭高校吹奏楽部と天童よしみがリモート共演で「川の流れのように」を歌った。
コロナ禍で公開収録ができない「うたコン」はこのところ「わたしたちには歌がある!」と題して秘蔵VTRで番組を作っており、今回はその第6弾。昭和の名曲はいつ見ても心に響く。
くしくも先週「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)でさだまさしを、「関ジャム完全燃SHOW」(テレ朝系)で中島みゆきを取り上げたが、改めて歌詞の力を考えさせられた。
例えば、さだまさしの「償い」。運転免許の更新時に聞かされる曲としておなじみだが、ある時、傷害致死容疑で起訴された少年に対して裁判官が「君たちはさだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか。この歌のせめて歌詞だけでも読めば、君たちの反省の弁が人の心を打たないかわかるだろう」と諭した。裁判官が具体的な曲名を挙げて説諭したのは異例で、新聞でも大きく取り上げられた。今の歌には人生観が変わるほどの歌詞力があるだろうか。
中島みゆきも、だ。鬼龍院翔による「中島みゆきの失恋ソング」特集でファンクラブにも入っているほど熱烈ファンの鬼龍院がみゆきソングを紹介。関ジャニメンバーも初めて聴くみゆきさんの世界に圧倒され、恋愛体験をポロッとスベらしたほど。「どこにいても」「YOU NEVER NEED ME」「涙 ―Made in tears―」「この世に二人だけ」など5曲を紹介。歌詞を取り上げてレクチャーしたが、どれも歌詞だけでも味わえる歌とわかる。
「関ジャム」はさまざまな歌やアーティストを考察する番組でいつも興味深く見ているが、最近では、なかにし礼作詞の布施明が歌う「愛の6日間」が強烈だった。旅行中の男女の歌なのだが、1日目から5日目まで理由をつけては「お前を抱いてあげない」という歌詞に仰天した。
歌は世につれ、世は歌につれというが、コロナ禍の今、我々の心を勇気づけるような歌が見当たらない。星とか月とかお花畑の歌はもう結構。いい歌がないから「紅白」が盛り上がらない。気が早いが、「紅白」は「うたコン」みたいに昭和の名曲の過去VTRを流した方がいいのでは。その方が視聴率も取れる!?
5/31(日) 9:26配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b73b89ae4ca715a2838f8b64b9ca87ba834bc4a5