1 :2020/05/26(火) 08:28:00 ID:XHvqUdqk9.net
現職の小池百合子都知事の圧勝で、“無風選挙”になるだろうと予測されていた東京都知事選ですが、
堀江氏が出馬すれば、彼の存在感が強まるのは間違いないでしょうね」
そう語るのは、政治評論家の有馬晴海さん。
今年7月の東京都知事選に実業家の堀江貴文氏(47)が出馬への意欲を燃やしているという。
5月30日に著書『東京改造計画』(幻冬舎)を出版するが、そのなかで37項目にもおよぶ東京都政への提言をつづっているのだ。
著書の編集を担当した幻冬舎の箕輪厚介さんによれば、
「出馬への意欲は満々です。堀江さんは、小池都知事のやり方に対し、いろいろ思うところがあるようで、
このまま無風のままで、小池都知事を再選させていいものか、と考えているようです。ただコロナ禍のなかの選挙となります。
投票所が3密にならないためにも、また若者の票を集めて勝機を見いだすためにも、ネット投票を導入してほしいというのが、堀江さんの強い要望です」
『東京改造計画』で、堀江氏は小池都知事を厳しく批判している。
《彼女はYahoo! JAPANの社長だった宮坂学さんを副知事に抜擢した。珍しくいい人事だ。(中略)
だが肝心の都知事が及び腰になっているせいで、彼女が当初掲げていた数多くのマニフェストはまるで前進しない。(中略)
愚かなバカ殿がトップに居座っていると、宮坂さんのような人材の能力がフル稼働しない。
彼女が4年間都知事を務めていたせいで、都民はとてつもない大損をしているのだ》(《 》は著書より。以下同)
堀江氏が出馬した際には、著書の37項目の提言が選挙公約になるという。掲げた提言は経済、教育・社会保障などに関してのもので、
《現金使用禁止令》《都職員の9割テレワーク化》など、合理化を叫び続けてきた堀江氏らしい言葉が並ぶ。
《現金使用禁止令》については、こう説明している。《(コロナ禍により)「現金は面倒だ」
「現金は不潔だ」と人々が気づいた今、東京都は思い切ってキャッシュレス化を一気に普及させるべきだろう》
前出の有馬さんは言う。
「提言からは堀江氏の理想を自由に展開しているという印象を受けます。《オンライン授業推進》
《記者会見なんてオンラインで開けばいい》などは、これまでも俎上に載せられましたが、もっと強力に推進すべきということでしょう」
そのいっぽうで異彩を放つのは《江戸城再建》《大麻解禁》といったユニークな提言だ。
《江戸城再建》は現在連載中の漫画から着想を得たものだという。また《大麻解禁》は、炎上を覚悟のうえで、《常識を一回疑ってゼロベースで議論してみよう》と、あえて提唱するという。
《大麻を合法化してしまえば、東京は放っておいてもセックスフリーエリアに生まれ変わる。
子育て対策に下手に予算をつぎこむよりも、大麻合法化のほうがよほど子作りのインセンティブ(動機づけ)になるのだ》
国際政治学者の三浦瑠麗さんは、“論点としては納得するものも多い”と、語った。
「《現金使用禁止令》や《東京都をオール民営化すればいい》は、極端ですが方向性としては間違ってはいないと思います。
また《低用量ピルで女性の働き方改革》も、こういった視点を持ってくれる男性は、堀江さんの年代では珍しいと思いました。
女性にとって、低用量ピルの使用はメリットがあり、合理的なケースも多いのに、先進国に比べて遅れているからです。
堀江さんが出馬されるのでしたら単なる、“壊し屋”になるのではなく、官僚や政治家たちが跋扈する都政を回していくという“本気”を見せてほしいですね」
https://jisin.jp/domestic/1863109/