岡村発言現実に…水商売休業中に性風俗で働く女性も、経済的に困窮　「弱みに付け込まれて、嫌な思いをしている」…日本水商売協会

一般社団法人・日本水商売協会が22日、都内で会見を開き、新型コロナウイルス拡大防止のための業界独自のガイドラインを作成したと発表した。
会見の中で、甲賀香織代表理事（39）は「聞いた話ですが、それこそ芸能人のある方がおっしゃっていたように、性風俗の方で働かれていたり」と言及。
3月から一部で休業が始まり、それが現在も続く苦しい状況の中、水商売で働く女性が性風俗店で働かざるを得ない、苦しい状況に追い込まれていると明らかにした。

コロナ禍で経済的に苦しくなった女性については、ナインティナイン岡村隆史（49）が、
4月23日深夜放送のニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」（木曜深夜1時）の中で
「3カ月の間、集中的にかわいい子がパッと働き、パッと辞めます。今、我慢しましょう。この3カ月のために頑張りましょう」などと、
経済的に厳しい状況が続いた女性が風俗で働く可能性があると明言。各方面から多大な批判を浴び、謝罪に追い込まれた。
甲賀代表は、岡村発言が現実のものとなっていることを明かしたが、性風俗業に移行した女性が何人いるかなど詳細については「性風俗は管轄外なので分からない」とした。

また「お客さんも結構、女の子を飲食店に呼ぶ。弱みに付け込まれて、嫌な思いをしている女性がいると聞いたことがある」と、
経済的に困窮していることから、不当な扱いを強いられている女性がいると明かした。

そして、改めて水商売業界の現状について「休業中のところが多く、自粛が明けて再開してみた時、どの程度お店が残っているか…半減じゃ済まないと思う」と説明。
その上で「オンライン（での営業）に切り替えたりの工夫は出来るが、根本的なところでは、これで生きていくしかないというのが店舗、女性の現状」と訴えた。