1 :2020/05/21(Thu) 13:49:31 ID:SFUfAWcW9.net
【シリコンバレー=白石武志】米アップルは20日、主力スマートフォン「iPhone」の顔認証機能を改良し、マスク姿でも画面ロックをすばやく解除できるようにした。新型コロナウイルスの影響で外出先などでマスクを着けるユーザーが増えているが、iPhoneでは顔をうまく認識できず、ロック解除に手間取る問題が報告されていた。
iPhone11などの新しい機種はこれまで、マスクを着用しているとカメラを使った顔認証にいったん失敗してからパスコード入力によってロックを解除する画面に切り替わっていた。顔認証によってロックを解除したい場合には、マスクを外す必要があった。
同日から配布を始めた最新基本ソフト「iOS13.5」には、ユーザーがマスクを着用しているかどうかを検知する機能を持たせた。マスクを着けている場合、ユーザーが画面の下から上に指を滑らせるスワイプ操作をすると、すぐにパスコードの入力画面を表示するようにした。
アップルは今回のOS更新にあわせて、近距離無線規格「ブルートゥース」を使って新型コロナ感染者との濃厚接触を検知するシステムに必要な機能も加えた。実際に同機能を使ったアプリを開発するかどうかは各国の保健当局が判断するが、米国の多くの州や日本を含む22カ国がすでに利用の意向を示しているという。
2020/5/21 9:15
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59366030R20C20A5EAF000/